こううなだれるような暑さが続くと、ついTシャツにショーツにサンダルと、毎日同じようなスタイルで過ごしていないですか? かといって、ハイテクなメッシュ系スニーカーは苦手という、スタンダード派に便利なのがキャンバススニーカーです。
定番スニーカーを選ぶのもいいですが、たまには少し変化が欲しい。そんな方の心に響きそうなスニーカーがイタリア発のシューズブランド〈スペルガ(SUPERGA)〉から新たに登場します。
今回登場したのは、〈アーティファクト バイ スペルガ(ARTIFACT BY SUPERGA)〉という、〈スペルガ〉のメンズ初となるプレミアムラインです。
イタリアで1911年に誕生してから、キャンバススニーカーの定番ブランドとして知られるいる〈スペルガ〉。古くはテニスシューズや、イタリア軍のスニーカーを生産していた過去もあり、幅広い層に人気のあるブランドに成長しました。
今回は、そんな過去のアーカイヴをベースに新たな表現に仕上げ、「ミルスペック(Mil Spec)」「ワークス(Works)」「デッキ(Deck)」の3つのカテゴリーで各2足のデザインを発表。
フォクシングテープの強化や、シューレースを蝋引きに変更したり、50年代の〈スペルガ〉のテニスシューズをイメージしてデザインされたヒールパッチを採用するなど、古さと新しさが同居した仕上がりです。
発売日はグローバルで8月26日(水)に設定され、日本では「伊勢丹新宿店」本館6階で開催される「ISETAN 靴博2020」で発売されます。
ラインナップを見てみましょう。
「ミルスペック」は、高品質で知られる「クロキ」の日本製デニム生地をアッパーに採用しています。アーカイヴから発見されたカレンダーソールを採用するなど、ミリタリースタイルらしい無骨さが魅力です。
カラーはともにオリーブ、ブラウン、ホワイトの3色展開となっています。
「ワークス」は文字通りワーカースタイルからインスパイアされています。ヨーロッパのブランドらしく、モールスキン素材をアッパーに使用しているのが珍しいです。ソールは70年代のアーカイヴからカップソールを採用しています。
カラーはどちらも、カーキ、ホワイト、ネイビー、ブラック系2色の5色展開に。
「デッキ」はその名の通り、デッキシューズからインスパイアされたシリーズです。〈スペルガ〉らしいキャンバスアッパーとラバーソールながら、いつもとは違う特別感を感じます。
カラーはともにネイビー、ホワイト、ブラウンの3色とベーシックカラーが揃いました。
各シリーズは、どれもテーマに沿ったソールとなっています。これは履き比べて選んでみても楽しそうです。
ちなみに、この〈アーティファクト バイ スペルガ〉のデザイナーに選ばれたのは、イギリスのセントラル・セント・マーチンズを卒業後に〈ディーゼル〉などで活躍した菅谷鉄兵さん。
今後、どんなシューズが発売するのか楽しみです。
ARTIFACT BY SUPERGA
発売日:8月26日(水)
場所:伊勢丹新宿(日本)、End Clothing(ロンドン)、Hanon(ロンドン)、HeavyUse(台湾)、Allan Joseph(マルセイユ)、Edmmond&Co. Shop(マドリード)、Playground(フィレンツェ)、Superstylin(ローマ)、Beamhill(ヘルシンキ)
カメイ・プロアクト(スペルガ)
TEL:03-6450-1515
ブランドホームページ