7月から始まったレジ袋有料化に代表されるように、日常生活とサステナビリティはもはや切っても切り離せない関係になりつつあります。そして、それはスニーカーとて例外ではありません。
そんな社会の潮流を汲むかのように、スケートボードライン〈ナイキ SB(NIKE SB)〉の代表作である「ジャノスキー」から、地球環境に配慮したリマスター版が発売されます。
スケートシューズの枠を超え、いまや多くの人に愛される定番モデルとなった「ジャノスキー」。今回は、ミニマルなデザインはそのままに、生産過程で発生した廃材やリサイクル素材を各所に配しました。
ホワイトのボディとガムソールのコントラストが目を引く今作。中でも注目したいのは、アッパーです。
独自開発した「フライレザー」の裏側を使用し、スエードのような質感を表現しています。一見普通のレザーに見えるこの素材が、皮革の切れ端を再利用して作られているというから驚き。
さらに、スウッシュは、形を作るのに十分な糸だけが使用され、いつもとは異なる表情に仕上がりました。アレンジと環境への配慮を共存させる、〈ナイキ〉のセンスが光るデザインです。
そのほか、シューレースやソックライナーにもリサイクル素材を採用するなど、細部まで抜かりはありません。
サステナビリティを意識しつつも、そういった部分をこれ見よがしに主張しないスマートな一足。9月7日(月)より、公式オンラインサイトおよび「NIKEアプリ」にて発売開始します。