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【Rediscover Paradise Okinawa by Corona Extra】Vol.3 仲程徳仁が導くは、不変の美しさをもつ沖縄の海。

COVID-19によって大きな影響を受けた沖縄の観光業。それを救うべく、ビールブランド「コロナ エキストラ(Corona Extra)」が全面サポートをしているのを知っていますか?

内容は、ブランドの予算で沖縄県内の宿泊施設の空室料金を先払いし、買い取った分の空室を消費者に提供するというもの。(すでに特設サイトにてキャンペーンの募集を受付中。)さらに、沖縄の観光に携わる4組に取材をし、その等身大のストーリーをドキュメンタリームービーで配信しています。

フイナムでは、そのムービーにおさまりきらなかった出演者のストーリーを限定で公開。彼らのバックグラウンドや人生観を、全4回に渡って追っていきます。第三回目は、沖縄の海の魅力を伝えるべく、サーフィンやクルージング事業に奮闘する仲程徳仁さんです。

PROFILE

仲程徳仁(ナカホド ナルヒト)
サーフインストラクター/クルージングガイド

38歳。沖縄産まれ沖縄育ち、生粋のうちなーんちゅ。自身も大きな影響を受けた沖縄の海の魅力を伝えるべく、マリンガイド事業を立ち上げる。前職は大手外資系金融業の沖縄営業所でサラリーマンをしていたという経歴をもつ。
https://www.raisecrew.com/

見ているだけでは気づかなかった、海の価値。

「毎日この最高の海と接していられる自分は、最高にリッチな生活させてもらってるなぁって思うんですよね(笑)」そう言って、嬉しそうにハニかむこの男性が今回の主人公。沖縄でサーフィンインストラクターや、ボートクルージングのガイドなどを生業とする仲程 徳仁(ナカホド ナルヒト)、通称ナルさんです。

意外にも、海の魅力に目覚めたのは20歳をすぎてからだという。沖縄で生活する彼らにとって、海は当たり前のよう存在。遊んだり、なにか特別なことをする場所ではないそうなんです。

「キッカケはかっこいいから、モテたいからなどというチャラチャラしたものだった」。サーフィンにハマった理由をあっけらかんと語るナルさんですが、そこから沼へとどっぷりはまっていくことになります。

「波に乗った瞬間の浮遊感・スピード感に一瞬で虜になりました。そうなると、サーフィンしてないときも、常にサーフィンのことばかり考えちゃうので、外に出ただけで、風の向きとか気にしちゃうし、夜月を見れば潮の満ち引きを考えちゃうんですよ」。飲んで騒いで生活していた自分が、どんどん自然に向き合っていったのを感じたという。「サーフムービーに出てくるプロサーファーが『自然のパワーを…』とか言ってる気持ちがだんだんわかるようになってくるんです(笑)」。

ハワイ語で“波”はNalu(ナル)。ただ本名を略したニックネームが、偶然にも彼の人生を象徴しているというのは実に面白い。そんなニックネームが物語るように、サーフィンと切っても切り離せなくなった彼の人生は、さらに舵を切ることになります。

仕事もサーフィンも出来なくなった、2020年。

外資系金融業に12年間勤めていましたが、サーフィンと海の魅力を多くの人に伝えたいという想いからサラリーマンを辞め、マリンガイド事業の立ち上げました。「事業としては昨年末から。まだ始まったばかりなんですけど、タイミングはかなり最悪ですよね(笑)」本来なら5月頃からがシーズン本番となるはずのマリン事業は、パンデミックの影響を直で受け、不安が募ったという。

支障があったのは仕事だけではありません。「人との接触を避ける生活が続くなか、日に日にサーフィンもしてはいけないムードになってきて、ニュースでも『今日もたくさんのサーファーが…』といった言い方もされるようになってしまって」。サーフィンの文化が窮屈なところに追いやられるさまを見て、寂しさや不安を感じたのだろう。

現在は、徐々に沖縄の観光が再始動に向かいはじめています。「日本国内はある程度動けるようになってきたけど、海外はまだまだ。自分ももちろんサーフトリップ行きたいし、海外の人にもこの沖縄の魅力を伝えられる日が早く戻ってきてほしいですね」。それは観光を生業にする者としても、いちサーファーとしても、正直すぎる言葉でした。

伝えたい沖縄の魅力。

この状況は、“沖縄の海の魅力を伝える”というナルさんの目的のうえでは、むしろ追い風だそう。「もともとハワイとか海外のビーチリゾートに行ってた人たちに、まだ見たことのない、本当の沖縄の海の楽しさを伝えられると思うんです」。彼らは目の前の障害物に臆することなく、それをどう乗り越えるか、生かすか、ということを考えつづけています。

「海に入って嫌な気持ちになる人っていないと思うんですよね。みんないろいろな感情がある年だったと思うんです。けど、沖縄を選んで来てくれた人には、辛いこともなくなるくらいの楽しい思い出を作って帰ってもらいたい」。

自粛明け、解禁された海を前にナルさんが感じたことは、もしかしたら自然の本質的な価値なのかもしれません。「僕らの生活は変わってしまって、まるで世界が全部変わってしまったみたいに思っちゃいますが、沖縄の海はいつもと変わらず美しくて、自然は何も変わらず待ってくれています」。

まだ見ぬ沖縄の自然が待っている。また沖縄に行ける日には、沖縄を再発見しにいこう。きっと“ナル”が導いてくれる。

Photo_Yoshihiro Kato(ikism)

本編は公式YouTubeチャンネルで公開中です。

INFORMATION

「Rediscover Paradise」プロジェクト

コロナビールがおこなう世界中の観光・旅行業界を支援するプロジェクト。世界中の1000軒以上のホテルで14000室以上の部屋をコロナが予約、その料金を先払いし消費者に提供することで、苦戦する観光・旅行業界への支援を目指すものです。安心安全に旅行を楽しむことができるようになったタイミングで消費者に機会を提供することにより、国内観光をサポートしながら、自然とのつながりを取り戻してほしいというメッセージが込められています。
特設サイト

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