東京デザインスタジオ ニューバランスの新作は足袋が着想源。ミニマルなデザインにこはぜがキラリと光ります。

テクノロジーの進化とともに、日々新たな機能を持ったシューズが登場しているランニングシューズ。

そんな機能はそのままに〈オーラリー〉や〈オーバーコート〉とのコラボレーションなど、面白い動きをしているのが〈東京デザインスタジオ ニューバランス（TOKYO DESIGN STUDIO New Balance）〉です。

12月5日（土）に限定店舗で発売される新作シューズも、シンプルながらなかなかない独特なデザインで異彩を放っています。

TDS FuelCell Speedrift TABI 各¥25,000+TAX

発売されるのは、足袋（タビ）に着想を得たアッパーと〈ニューバランス〉の最新ミッドソール「フューエルセル（FuelCell） フォーム」を融合させた「フューエル セルスピードリフト タビ（FuelCell Speedrift TABI）」です。

注目を集めている「フューエルセル フォーム」をミニマルに仕上げた今作。特徴的なアッパーは伸縮性に優れた最新のニット素材のインナーと、強度のあるコットンのアウトシェルの二重の構造になっています。

くるぶしほどの高さがありますが、軽量かつ優れたフィット感と安定性があり、ハイカット特有の窮屈感も感じさせません。菊穴もあるので通気性も良さそうです。

こはぜを使用して着脱する足袋特有の仕様は、デザインのポイントにもなっています。脱いだ際も絵になるシューズなのではないでしょうか。

斬新さがありながらも、すんなりと合わせやすそうなデザインが特徴なこのシューズ。これからの季節なら、和服と合わせるのも新鮮で面白そうな予感がします。