いま、ファッションができること。sakas PRがプロデュースした新しいショップのかたち。全国のパルコを巡回します。

こんな時代にファッションが何ができるかを真摯に考え、行動に移した「sakas PR」の取り組みを紹介したいと思います。

PRという概念を大きく飛び越えた今回の試みは、PR契約を結んでいる9つのファッションブランドとデザイナーに、独自の視点からフォーカスしています。

各ブランドの2021年春夏コレクションのアイテムを揃え、また本企画のために限定製作された一点ものの展示・販売を行う、ポップアップ型のコンセプトショップ「SHOWROOM」へと結実。現在、「渋谷パルコ」にて開催中です。

また、プロジェクトと関連して敢行された3つのファッションシューティング、そしてデザイナーが制作したアートワークも展示されています。

one by one
Photography by Katsuhide Morimoto. Styling by Toshio Takeda from MILD inc.

The Artwork and the words
Ryosuke Kikaku from ADANS

spring in snow.
Photography and film by Genki Nishikawa from MILD inc. Styling by Shohei Kashima from W.

i+1
Photography by Genki Nishikawa from MILD inc. Styling by Shohei Kashima from W.

上の画像は、デザイナーへのインタビューも収録した、限定部数のZINE『sakas』から抜粋したものです。同ショップのほかに、全国の蔦屋書店などでも販売されます。

Cover and Back Cover.
Art Direction: Junya Handa Edit: Tatsuya Yamaguchi Publish: Sakas PR
¥1,500+TAX 発行部数:800部 判型:A4 頁数:88P

ブランドと密接な関係にある「Sakas PR」だからこそ実現できたコンテンツの数々は、新しいコミュニケーション、プロモーションの形を明示しています。

難しいことを考えず、ファッションをピュアに真摯に捉えた、新しい試みです。なかなか緊急事態宣言も開けない今日この頃ですが、無理のない範囲で足を運んでみてください。

暗く沈んだ気持ちになっているときにこそ、ファッションや、アートは効くはずなのですから。

ちなみに本展は、3月14日の会期終了後、「福岡パルコ」、「心斎橋パルコ」へと巡回していきます。