見過ごしがちな風景との出合い。濱田晋の個展、「あたりまえのことたちへ」が二年振りに開催。

せっせと荷物を運ぶ土木作業員やビニールシートに覆われた車両、さらには電車の乗客たちの足元など。日常で見過ごしがちな、何気ない一コマにレンズを向ける写真家、濱田晋さん。

2019年に行われた彼の個展「あたりまえのことたちへ」では、見慣れた光景でありながら訪れたひとの心に強く残る写真が展示されました。

この度、その第二弾となる「あたりまえのことたちへ Ⅱ」が週末限定の現代アートギャラリー「Open Letter」にて開催中。前回同様、濱田さんが“石”と呼ぶ陶器のような立体作品と写真で構成されます。

ぼくらを取り巻く環境が目まぐるしく変わっていくなかでも、彼が切り取った“当たり前”を目にすればささやかな喜びと気づきに出合えるはず。入場には事前予約が必要となるのでこちらからどうぞ。