【FOCUS IT.】パレスとコラボしたロッティーズってどんなショップ？ オーナーのマイクに聞いた10の質問。

アウトドアからラグジュアリー、サイクリングブランドにレジェンドバンド、さらにはビールメーカーまで。常に予測不可能なコラボレーションを繰り広げている〈パレス スケートボード（Palace Skateboards）〉。

縦横無尽に活躍し続ける彼らが次なるパートナーに迎えたのは、LAの「ロッティーズ（LOTTIES）」。地元民を中心に絶大な支持を集めているスケートショップです。

この度フイナムでは、オーナーのマイクさんにメール取材を敢行。コラボについてはもちろん、最新のLA事情など、気になる10の質問を投げかけてきました。

ーまずはフイナム読者のために、マイクさんの自己紹介をお願いします。

Mike；はじめまして、ぼくは「ロッティーズ」のオーナーのマイク・ジロッティ（Mike Gigliotti）だよ。絵を描くのとスケートが趣味かな。

ー2016年、LAにオープンした「ロッティーズ」ですが、都市部から離れたローカリエリアに出店した理由を教えてください。

周りになにもなくて、ショップの前でランプとかセクションを置いてスケートしても文句が言われないような場所に開きたかったんだ。だからいまのエリア（ミッドシティ）には満足してるよ。

ーズバリ、「ロッティーズ」はどんなショップですか？

100%、スケートショップだよ。スケーターはもちろん、最近は地元のキッズたちも通ってくれてるね。ぼくはとにかく絵が好きだから、お客さんのシューズにグラフィックを描いたりもしているよ。

ーコロナの影響はありましたか？

うん、あったよ。仕方なく4ヶ月間お店を閉めることになっちゃって。その間はオンラインでたくさん売らなきゃいけなくて大変だったね。でもいまは元通りになりつつあるよ。

ー「ロッティーズ」といえば、オリジナルのアパレルラインも人気ですよね。マイクさんが描くグラフィックは、サイケデリックでありつつポップな印象。何からインスピレーションを得ているんですか？

スケートや映画、音楽……。自分の周りにあるものすべてから影響を受けてるよ！ロバート・クラムやジム・シーボー、アンドリュー・レイノルズの3人がぼくのマイヒーローだね。彼らのスタイルからは特に影響を受けているかな。

ーなるほど。ここからは〈パレス〉とのコラボについてお話を伺いたいと思います。今回タッグを組んだきっかけはなんだったんですか？

〈パレス〉のクルーとは、長年の友達だったんだ。チームアップの話が来たときはすごいビックリしたけど、嬉しかったね。

ー〈パレス〉にはどんなイメージを持っていましたか?

前から好きだったよ。いろんなブランドとのコラボだったり、やりたい事をしっかりと形にしているのはすごいと思う。純粋にリスペクトしてるね。

ー大胆なグラフィックのアイテムが多かったですよね。なかでもでも注目のアイテムはありますか?

バスケショーツがイケてると思うよ。履き心地がとにかく最高！ いまみんなが洋服に求めるのはコンフォータビリティだろう？ そういう意味で捉えると、すごくいまっぽいアイテムだと思うよ。

ーティザームービーでは、少年が破損した車の上を滑ってましたが、LAではあんな風に障害物がたくさん放置されているのですか？ 日本ではあまり見ない光景でした。

ぼくらのエリアにはたまにあるね。それに、いまはLA全体がやばい感じなんだ。そこら中にゴミも落ちてるし。少し危機感はあるよ。

ー最後の質問です。日本のストリートカルチャーにはどんな印象を持っていますか？

すごくいいと思う！ スケートスポットも多いし。2017年にキャットストリートのギャラリー「16（sixteen）」でイベントができたのも嬉しかったね。それにご飯も美味しいし、フランクな人がたくさんいる。コロナが落ち着いたらすぐに行きたいよ。日本は本当に好きな場所だからね！