ティーエイチプロダクツ×アディッションアデライデ。ロナルド・ストゥープスの作品をあしらった、ひと味違うフォトTが登場。

世にフォトTは数多あれど、不思議と心ときめくモノが少ないのが事実。著名フォトグラファーの写真を使うだけではもちろんダメで、その配置やプリントの大きさといった細かな要素が全体の出来を左右するわけです。

そういう意味では、デザイナー堀内太郎さんによる〈ティーエイチプロダクツ（th products）〉から登場する、「アディッションアデライデ（ADDITION ADELAIDE）」別注品は快作と言って問題ないでしょう。

Ronald Ribneck T-Shirt（Addition Adelaide exclusive） ¥28,600

背面に大胆にあしらわれたプリント。これを撮影したのは、名だたるデザイナーのヴィジュアルを制作してきたロナルド・ストゥープスです。

この写真は、〈ティーエイチプロダクツ〉の20AWコレクション「th005」のルックブック内の1カット。そこに堀内さん自らペイントを施し、さらにその上からストゥープスが撮影したアントワープの森林の写真を使用。

質感の異なる二つの写真が折り重なり、コラージュアートのような雰囲気を醸し出します。単に写真を丸々プリントするだけのフォトTとはひと味もふた味も違う手の込みようです。

また、ボディは毛羽感が少なく型崩れしにくい、しっかりとした生地感のジャージー素材を採用。オーバーサイズのモックネック、加えてピッチが細めのボーダー柄というのもフォトTらしからぬデザインで、両者のこだわりが感じられる仕上がりとなりました。

4月10日（土）より、「アディッションアデライデ」の店頭とオンラインストアにて販売スタートします。この夏は、背中にロナルド・ストゥープスの作品を背負ってみては。