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ウェブではなく、紙というフォーマットで作る意義。新進気鋭のスタイリスト、写真家、アートディレクターによる500部限定のマガジンがリリース。

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クライアントワークをしっかりとこなしつつ、自分たちの表現の場を自らの手で作り上げるということは、簡単そうでなかなかできることではありません。しかもネット上ではなく、紙という形で出版するというケースは、それだけで作り手の気概、思惑を感じずにいられません。

500部限定、年2回の発行というペースで、このたび2号目が発売されたのが、スタイリスト・島田辰哉、写真家・山谷佑介、アートディレクター・YOSHIROTTENの3名が中心となり、製作されるインディペンデントマガジン『CONTACT HIGH ZINE』。

ファッションとアートをミックスさせつつ、自分たちの中の流行やルーツを、さまざまなアーティストやクリエイターたちと一緒に作る、カジュアルでパーソナルなマガジンを標榜しています。第2号目は「THE TRIP」というテーマを掲げ、さまざまなアーティストが“TRIP”を表現した内容に。中身を少しだけ紹介すると、巻頭は、山谷佑介氏による鳥取県からロシアまでの船の旅を撮り下ろしたフォトストーリー。また、フォトグラファー・高木博史による”KICHIJITSU”にアーティスト集団ミラーボーラーの作品とファッションをミックスしたり、東京ニューエッジのKEISUKEYOSHIDAを話題の若手写真家・小林健太が撮影しています。そのほかラッパーでありアーティストでもあるKOHHの作品をベースに、スタイリストの高橋ラムダやYOSHIROTTENがコラボレートした企画などを掲載。

新進気鋭のスタイリスト、写真家、アートディレクターといういわばビジュアルのプロが作りあげたマガジン。ウェブとはちがい、細部にまでこだわったトータルのパッケージとして、彼らが目をつけた“今”の感覚が表現されています。ぜひ店頭で手にとってみてください。

Text_Shinri Kobayashi


CONTACT HIGH ZINE Vol.2

価格:¥3,900+TAX
体裁:144P/H15cm×W30cm
販売:代官山蔦屋書店、so books、A STORE ROBOT、CANNABIS、O DAIKANYAMA、梅田蔦屋書店、スタンダード ブックストア心斎橋、flotsam books(WEB)、写々者(WEB)

CONTRIBUTORS(A to Z):
ALBINO SOUND, ALMA, DAIKI, DIMA, GO ITAMI, GUILHERME GERAIS, HIROSHI TAKAGI, TAKOBAR, JOHN, KAJIPON MARCO ZANGETSU, KEISUKE NAGOSHI, KEISUKEYOSHIDA, KENTA COBAYASHI, KODAI KATO, KOHH, KOHHEI MATSUDA, KOSUKE KAWAMURA, KOUSUKE SHIMIZU, LAMBDA TAKAHASHI, MASANORI KOBAYASHI, MIRRORBOWLER, NAOKI TAKUBO, PULP, RISA SHIKATA, RISA TSUNEGI, SHUNYA ARAI, TAKA, TORI., UMASO ADUSTAM, VERONIKA ZAVESKA, YOSHIHIRO ARAI, YURI YOSHIOKA, YUSUKE ISHIDA

http://contacthighzine.com/

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