フルマラソンの2時間切りを目的にしている前人未到の〈ナイキ〉のプロジェクト「Breaking2」。そのプロジェクトために開発されたレーシングモデルのシューズ「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート」が発表されました。
レーシングシューズといえば薄めのソールが主流のなか、本作では前足部のソールの厚さが21ミリにもなるナイキ ズーム X ミッドソールを採用。軽くて、柔らかく、反発性も備え、クッション性も抜群。ランナーへのエネルギーリターンを多くすることで、スピードを高めてくれるそうです。
また、履く者に合わせて微調整してくれるフライニットのアッパーに、カーボンファイバープレートを使った新たなソールシステムに加え、空力学性能を発揮するかかと部分など、徹底的に効率性を重視したつくりが織りなす究極の機能美も見逃せません。
ただ、残念なことに価格や発売時期は未公表。人類がフルマラソン2時間の壁を破るために開発された究極のパフォーマンスシューズ。ぜひとも手に取って見て、なおかつ履いてみたいところです。
さらに「Breaking2」から得られたデータを基に、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%、ナイキ ズームフライ、ナイキ エア ズーム ペガサス34という3つのモデルが新たに登場。こちらは6月にNIKE.COM及び一部の店舗で発売されるそうです。
Text_Hiroshi Yamamoto
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