北千住のアマノジャクが、渋谷パルコに出張ポップアップ。百花絢爛の11日間がはじまります。

人情あふれる街・北千住に根を張るセレクトショップ「アマノジャク（Amanojak.）」。国内外のメゾンブランドやデザイナーズなど、卓越した審美眼と独自の切り口で買いつけを行っています。西東京や横浜などの遠方から訪れるひとも多く、さらにオンラインショップの利用者も増えているというのだから驚き。

そんな同ショップの次なる企みは、ファッションの館「渋谷PARCO」でのポップアップショップです。東京を横断しての出店…何やら訳がありそうです。

COVID-19がファッションにもたらした影響は計り知れず。生活の基軸が家のなかになったことで、外に服を着て出ていく機会が減り、ひとびとの中でファッションの優先順位が低くなってしまいました。「アマノジャク」はそんな状況に警笛を鳴らし、買い物体験のすばらしさや、ものを間近で吟味することのおもしろさを伝えるべく、このたび出店します。

まず注目したいのがインスタレーション。千駄木店の設計を監修している長谷川崇氏に依頼し、廃材の生地などから”サスティナブル”なアートピースを製作してもらいました。ファッションアイテムとアートが同居する空間、「アマノジャク」節がびしびし感じられるはずです。

コラボアイテムだってもちろんあります。21AWにデビューする〈エウラ（EULLA）〉と、彼らの優れた生産背景を生かした、高級テキスタイルのトラウザーを共作しました。ココ・シャネルも惚れ込んだという「LINTON」社製のファンシーツイードを採用し、気品高い一本に仕上がっていますね。

〈ミヤギ ヒデタカ（MIYAGI HIDETAKA）〉からは、ショートスリーブシャツ品番を中心に、人気のバンダナシリーズもラインナップ。さらにデザイナー宮城氏が、ショップをイメージしたエクスクルーシブアイテムも製作しました。ヴィンテージのペイズリー柄バンダナをもとに、独自にパッチワークを行った一点もののシャツです。限定10着の希少品、オープン前の行列必至ですね。

ほか、〈JW アンダーソン（JW ANDERSON）〉〈ガーデン オブ エデン（GARDEN OF EDEN）〉もバリエーションを拡大してご用意。〈メゾン マルジェラ（Maison Margiela）〉や〈マルニ（MARNI）〉などの気になる最新コレクションも、合わせてご覧いただけます。

コロナ禍にじゃーじゃーと降る雨は、なんだか天邪鬼に思えますが、それに甘んじることなく渋谷パルコに足を運んでみてください。「アマノジャク」があなたのファッション欲を一瞬にしてジャックしてくれるはずです。