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1から10まで全部ひとりで。写真家・呉屋慎吾が雑誌.OWT.を創刊です。

一般的な雑誌は、ライターが文章を書いて、カメラマンが写真を撮り、デザイナーが紙面をデザインし、編集者がページ全体の舵をとります。たいていのzineも、だいたいこんなチーム構成。

今回発売となった雑誌『.OWT.』は、フイナムでもお世話になっているカメラマンの呉屋慎吾さんが、そのすべてを兼任する雑誌です。ひとりで、全部の役をこなしています。

.OWT. issue01 ¥2,750

雑誌のテーマは「2人の何か」。毎号2名ずつ、有名無名問わず、呉屋さんのセンサーに引っかかったクリエイターたちを写真とインタビュー記事で紹介。今号では、ペインターとして人気が高まっている小川洋平さんと、ヴィンテージマウンテンバイクをメインに各種自転車の修理、パーツの販売を行う自転車職人の日野登さんの2名を特集しています。

この雑誌、あくまで写真がメインです。なんたって呉屋さんはカメラマン。いかに写真を美しく見せ、その絵だけで背景を見せるかに勝負をかけています。どのページも本当に美しくて、とうていひとりでやっているとは思えないクオリティ。途中、ビリビリ破れたページなんかもあって(手作業で破いているんだそう)、全体の構成も素晴らしい。魂こもってます。購入はネット、および店頭で。

あと、ひとつ忘れていました。冒頭に「全部呉屋さんがひとりで作っている」と書きましたが、製本も、もちろん呉屋さんお手製でございます。

INFORMATION

.OWT.

公式インスタグラム

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