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【FOCUS IT.】ちょっと働いて、乗って、食って、飲みまくった一日。夏の思い出をつくるなら森戸海岸のビーチハウス、Casa Coronaへ急げ!

「山、川、よりやっぱ海!」なんてケツメイシの名リリックに共感する人に訪れてほしい、最高にGroovin’なサマースポットがオープンしました。

その名も「Casa Corona」。直訳すると“コロナの家”という意味で、“ライムを入れてラッパ飲み”でお馴染み、「コロナ エキストラ」が手掛けるビーチハウスです。

事前に仕入れた情報によれば、オーシャンビューのワーキングスペースやSUP体験、充実したドリンク&フードなど、なにやら興味深いコンテンツが盛りだくさんとのこと。

そんな噂を聞きつけ、葉山・森戸海岸へ緊急出勤! ビーチで過ごした一日がいろんな意味でアツかったので、フイナム編集部・柴山がその模様を徹底レポートします。(※この記事は7月上旬に取材したものです。現在、アルコールドリンクの提供は休止されています。)

14:00 海を望むワーケーション体験。その感想は?

「Casa Corona」に訪れたのはこの2人。
左からフイナム編集部の柴山、元フイナム編集部・現駆け出しニートの木村。

Tシャツ、短パン、サンダル。戦闘態勢万端でビーチに到着したぼくと木村。十分すぎる気合いとは裏腹に、この日は梅雨シーズン真っ只中。しかし、自称“晴れ男”の2人が束の間の日差しを呼び寄せます。

「裸足で砂の上を歩くとヒンヤリするね」なんてたわいのない話をしていると、目的地の「Casa Corona」を発見。異国情緒漂うエキゾチックな装飾の数々が目に飛び込んできました。

「このぶら下がってる装飾品、ドリームキャッチャーって言うんですよ」。そう教えてくれたのは、「Casa Corona」の立ち上げに携わった菱沼将己さん。どうやらドリームキャッチャーは、糸の張った輪を蜘蛛の巣に見立た、インディアンの伝統的な魔除けなんだそう。

「沖縄でやっていたリゾートフェス『Corona SUNSETS FESTIVAL(通称、コロナフェス)』の装飾をイメージしていて、その世界観を再現しているんです」

開放感溢れる空間のなかにワークスペースやミーティングエリアも備える「Casa Corona」。既にバカンス気分の2人でしたが、この日はあいにくの平日。汗もひいてきたところでMacを取り出し、黙々と作業に取り掛かります。

とはいえ、このワークスペースには、コンセントやWi-Fi、フリードリンクなど、アメニティや設備が大充実。ビーチ沿いでも通信環境は良好、テレカンも問題なく繋がります。疲れたらボーッと海を眺めてリフレッシュするも良し、コーヒーや紅茶でチルするのもまた良し。

そしてなにより、波音と潮風が最高に心地良い!

15:30 夏、ビーチ、SUP、思い出!

「今日はここまで」

と、早々に仕事を片付けたぼくと木村が体験するのはマリンアクティビティ。今回は、2人が「ずっとやってみたかった」と話すSUPにチャレンジすることに。

案内してくれたのはこの方です。マッチョなナイスガイ、金子ケニーさん!

PROFILE

金子ケニー
オーシャンアスリート

葉山在住のプロSUP選手。全日本SUP選手権を4度制覇した輝かしい経歴の持ち主。2020年より自身のブランド〈KOKUA〉をスタート。「Casa Corona」では、SUP体験のトータルプロデュースを担当。
Instagram:@kenny_kaneko

海辺まで移動し、ケニーさんのレクチャーを受ける2人。ボードの乗り方やパドルの漕ぎ方、そして転げ落ちた際の対処法など、SUPの極意を教わります。

「じゃあ、行きましょう」

ケニーさんの掛け声とともに、いざ出発!

まずは膝付きで入水。パドルを左右交互に漕いで、ゆっくりと水上を進んでいきます。

「このボード、初心者でもバランスが取りやすいんで」

ケニーさんが言うように、想像以上にコントロールは簡単。ある程度慣れてきたところで、次は立ち漕ぎに挑戦します。

ケニーさんいわく、ポイントは次の2つ。

①立ち上がったら自転車に乗った時のように早く漕ぎ出すこと。
②目線は下(海面)ではなく真正面。

簡単そうに思えて、意外とムズい。初心者がバランスを保ったままこれらを意識するのは、至難の業です。ましてや、ここは湖ではなく波風のある大海原。この日は波のうねりが激しかったようで、ほんの少し油断すると……

バシャーンと派手な水音とともに、あえなく転覆。

この日だけで5回は落水した木村。転覆慣れした彼に溺れないためのコツを聞いたところ、「ボードから落ちても、冷静でいること」とのアンサーが。コレ、ほんとに大切なんです。

およそ30分の水上散歩を満喫し、沖に戻ってきた2人。

「木村さん、初めてのSUP体験、どうでした?」

この表情であります。さっきまでの光景が嘘に思えるほど満足げ。幾多の横転を繰り返し、SUPの楽しさを身に染みて感じたようです。

17:00 最後はコロナビールをゴクッと。

気がつけば夕暮れ時。今日はワーケーションで頭をフル回転(?)させ、SUPで身体も動かしました。

まだやり残していることといえば……

コロナ エキストラ ¥700、コロナバケツ 5本セット ¥3,500

これしかありません!

「Casa Corona」では、17時にワークスペースがクローズし、それ以降はバースペースに。夕陽を眺めつつ乾杯、なんて粋なアフター5を過ごすことができます。

グビッグビッと、勢いよく飲み干す木村。キンキンに冷えたコロナビールは、ビーチというロケーションも相まって格別の美味しさ。

メニューを眺めていると、「コロナフェスのオフィシャルドリンクもありますよ」と菱沼さんがアシスト。「フェスで人気だった、コロナビールを使ったビアカクテルも復刻してるんです」

カクテル 各¥800
左から、コロナサンライズ(コロナ/ライム)、ピニャコロナ(コロナ/パイナップル/ココナッツ)、コロナサンセット(コロナ/ピーチ/マンゴー)

コロナビールで割っているだけあり、口当たりはライト、味わいはフルーティ。ビールが苦手な人でも飲めるようアレンジされているらしく、苦味はほぼゼロでした。これは何杯でもいけちゃいそう。

左から、チキンオーバーライス ¥1,200、タコライス ¥1,000、
コーンフリット ケイジャン味 ¥600、夏野菜カレーライス ¥1,000、海鮮焼きそば ¥1,100

アルコール類もさることながら、フードメニューもかなり本格的。

「コロナビールはメキシコのお酒なので、フードもメキシカン風が多いです。あとは沖縄でフェスをやっていたこともあるので、タコライスも加えてみたり。どれもお酒とのペアリングを考えて開発しました」とのこと。たしかにスパイシーな味付けが、軽く爽快な喉越しのコロナビールとよく合います。

お腹を満たしたところで、菱沼さんがこんなことを教えてくれました。

「コロナビールと森戸海岸は、2019年からプラスチックゴミをなくそうという取り組み『プラスチックフリービーチ』をしてきたんです。その一貫としてオープンしたのが『Casa Corona』。だからこのお皿も土に還せる、自然に優しい素材でできているんです」

環境に負荷をかけず、訪れる人すべてが思い思いにチルアウトできる施設。「Casa Corona」は、海の家のあるべき姿といえるのではないでしょうか。

最後に、オープンへの意気込みを聞いてみました。

「ご時世的にどんちゃん騒ぎはできませんが、コミュニケーションの場は必要です。来てくれた人がゆっくりと過ごせる、居心地の良い空間を提供できればと思ってます」

働き方や生き方が自由で多様化しつつあるいまだからこそ、新しいライフスタイルを提案する「Casa Corona」。ここで見た景色や得た経験は、忘れられない夏の思い出になるに違いありません。

INFORMATION

Casa Corona

会期:〜8月31日(火)
神奈川県の緊急事態宣言と葉山町からの休業要請にともない、最終営業日は8月3日(火)となりました。同時に、森戸海水浴場も閉鎖となります。
場所:森戸海水浴場
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内
電話:058-213-7709
時間:
ビーチハウス 10:00〜19:30
ワークスペース 10:00~17:00※平日のみ営業
アクティビティ予約ページ
Casa Corona オフィシャルサイト

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