スカッとシュワシュワ。ウィズムとダブレットのファーシリーズがノスタルジックで最高なんです。

最近の〈ダブレット（doublet）〉のクリエイションがちょっとすごいことなっているな、と思うんです。表現の技術、デザインの発想、そのあたりはもちろんどんどん進化しているのですが、本当にやばいなと思うのが、昨今のサスティナブル、エコロジー、ロハス的な風潮との向き合い方です。

環境のことを考えるなら、そもそも物を作らなければいい、というパラドックスのなか、井野さんが考え導き出した答えにはつねにユーモアと反骨精神が宿っています。その辺りの話はまた別の機会に。。

というわけで、今回リリースされる定番のファージャケット、ファーコートは、回収された使用済みのペットボトルを原料にリサイクルしたポリエステルを使用しています。

各¥85,800

そのなかでも、盟友「ウィズム（WISM）」とのファージャケットのコラボには、どこかの世界線にありそうな炭酸飲料をモチーフとしたアートワークが鎮座します。

2021AWの〈ダブレット〉のテーマ「TIME AFTER TIME」にはノスタルジーとモノを大切にするリサイクルが物作りに込められているということで、この「ウィズム」の落とし込みは確実にK点越えの仕上がりなのではないでしょうか。

毎度の説明にはなりますが、京都の着物職人がエアブラシとハンドペイントで作業している渾身の作品です。

毛の根元まで吹き付ける事で、着ていて動いても柄がずれずにくっきりと見えるのが特徴なのです。いや、本当にすごい技術です。

各¥93,500

ファーコートはオーバーサイズのシャツのようなデザインで、5種類のラベルが付いたボタンは、完全にペットボトルなのです。芸が細かい。。

どちらのアイテムもブラックが「ウィズム」の別注です。インラインのグリーンやブルーも捨てがたい出来栄えですが、ここは「ウィズム」の別注に軍配が上がるのではないでしょうか。本日発売です。