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音フェチにもたまらない……。映像でその真価が分かる、マーガレット・ハウエルの伝統シャツ。

〈マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)〉の真髄といえばシャツですが、それがどのようにして出来上がっていくのか、知っているひとは結構少ないんじゃないでしょうか。

今回、同ブランドと映像作家のエミリー・リチャードソンがコラボし、ショートフィルム作品によって、その秘密を紐解きます。

それは〈マーガレット・ハウエル〉の自社工場で、シャツづくりの工程を追ったシンプルな映像。ほとんど真っ白な画面の中、職人の手や道具だけが色を持って動き回ります。


これがとにかく心地いい。サクサクとハサミでシャツ型をカッティングしたり、ミシンでトツトツと襟を縫ったりする音。スッとアイロンで伸びていく生地。マーガレット・ハウエル自身によるナレーション。淡々と進んでいく手仕事に、自然と引き込まれていきます。


そして全編通して観ると、ひとりの職人がすべての工程を行なっていることに気がつくはず。自社工場「ザ・ユニット・セブン(The Unit 7)」では、シーズンごとにセレクトしたシャツを、いわゆる丸縫いで生産しています。


1枚のシャツにどれだけの手間暇がかかっているかが、実感としてわかる映像に仕上がっています。パーソナルヒストリーや居住空間の芸術映像を得意とするエミリーの手腕ということでしょう。

なんとなくまだ手が伸びていないひとも、何気なく着ているひとも、〈マーガレット・ハウエル〉の真髄が詰まったこの映像は、必見です。

INFORMATION

MARGARET HOWELL

Film Maker: Emily Richardson
Sound Recordist: Paul Nicholas
Editor: Lucy Harris
Special thanks to the staff at Unit 7, Edmonton, London

オフィシャルサイト

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