今年はレザーライダースの当たり年。なんたって、ショットとエンジニアド ガーメンツのコラボが最高なんです。

たくさんのニュースが飛び交うなかで、コラボレーションという響きはなんでこうも特別なのでしょう。といっても、なんでもいいという訳ではありません。両者の相性が大事です。

でも、〈ショット（Schott）〉と〈エンジニアド ガーメンツ（Engineered Garments）〉がコラボしてレザーライダースをつくったと聞いたら、それはもう最高という他ないでしょう。

502EG DOUBLE RIDERS ¥132,000

503EG SINGLE RIDERS ¥125,400

〈ショット〉のライダースで一番有名なのが、エポレットに星型スタッズ、腰にベルトを配した1950年代生まれの「ワンスター」。そう、数々のスターたちが愛用したあの型です。

ですが、発売されるレザーライダースは、エポレットや腰のベルトのない、シンプルにデザインされたダブルとシングルの2型です。ぱっと見でそれと分かるデザインは5ポケットに変更されたポケットのみ。古きよきアメリカの服を現代的にアレンジするのが得意な〈エンジニアド ガーメンツ〉らしい、いい意味でシンプルなデザインが使い勝手に優れています。

このようなアレンジをすると迫力が消えてしまうところですが、そこはさすが〈ショット〉製。油分があり、丈夫でしっかりとした牛革を採用し、クオリティの高さがより際立ちます。

襟元には両者のタグが付く。

ダブルライダースらしい大振りの前襟。フロントは胸ポケットが3つ、腰ポケットは2つ付く、5ポケット仕様。

内側にはポケットも付き、収納力も十分。

シングルライダースのバックは立体的なつくり。

ダブルと同じくシングルも5ポケット仕様に。

どちらもN.Y.を拠点とし、アメリカの服を長きにわたって追求してきた両者だけに、最高な出来栄えです。

外出も可能になってきたことですし、着れば着るほど愛着の湧くライダースを1着手に入れてみてはいかがでしょうか。5年後も、10年後も買ってよかったと言えてるはずですから。