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チベット独自の文化をファッションへ。エスニックな魅惑漂う、リベレイダースの新作アウター。

〈リベレイダース(Liberaiders)〉のクリエイションに欠かせない要素、そのひとつが“旅”です。

毎シーズン、彼らがつくるコレクションにはテーマとなるロケーションが設定されています。これまでで言えば、日本は東京や沖縄に始まり、ロシア、キューバ、ネパールなど。

そこには、自身の目と体で世界を認識していくことに重きを置く、ディレクターのMei Yongの想いが込められています。

そして21年秋冬コレクションの舞台に選ばれたのは、チベット。独自の文化を発展させてきたこの地をイメージソースに、〈リベレイダース〉は2つのアイテムを完成させました。

VELOUR VARSITY JACKET ¥36,300

まずご紹介するのは、ベロア生地を纏ったスカジャン。胸の刺繍がアイキャッチですが、これは“チベット”を意味するチベット語。バックにも同様にチベット語が刺繍されていますが、こちらは“雪山”の意。

そして、前後の刺繍に使用されている青、白、赤、緑、黄の5色は、魔除けと祈りの旗として知られるチベット仏教のタルチョに基づいた配色になっています。チベットへの敬意をファッションに落とし込んだ秀逸なデザインです。

機能面に目を向けると、薄手のジャケットながら、中綿には「THERMOLITE®」を使用しているので、夏以外の3シーズン着まわせるのも嬉しいポイント。

YAK BOMBER JACKET ¥33,000

ハリのあるナイロンツイルを使用したMA-1ジャケットは、背中のヤク(高山に生息するウシ科の動物)の刺繍が印象的。

ちなみにチベットの牧畜民たちは、ヤクのミルクや肉を飲食し、毛はテントや衣類の材料として利用するそうで、彼らにとってヤクは生活していく上で欠かせない動物というわけです。

また、異色の素材で切り替えられた左袖裏には、〈リベレイダース〉の歴代のロゴステッカーがあしらわれており、ブランドのこれまでの歩みを表現しています。

フロントジッパーの引き手には鹿革紐とガラスビーズを使用するなど、細部までエスニックな雰囲気漂う1着に仕上がりました。

このデザインに説得力を感じるのは、ディレクターのMei Yong自ら時間をかけて足を運び、その地の文化を体験したからこそ。そんな〈リベレイダース〉の実直なものづくりを感じるには、ぜひとも実際に袖を通してもらいたいところ。ベロアジャケットが10月22日(金)、MA-1が29日(金)より発売開始します。

INFORMATION

Liberaiders®

公式ウェブサイト
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