本物志向のあなたをきっと満足させるだろう、究極のミリタリーウェア、それがテンシーです。

ミリタリーというと、無骨で骨太みたいなイメージがありますよね。だいたいはそういう理解で間違いないと思うのですが、今日ご紹介するのは巷にあふれる凡百のミリタリーとは一線を画す〈テンシー（Ten c）〉です。

何が違うって、物に宿っている色気が全然違います。

それもそのはず、手がけるのは〈ストーンアイランド（Stone Island）〉のチーフデザイナーを務めたポール・ハーヴィーと、〈シーピ ーカンパニー（CP Company）〉のデザイナーであったアレッサンドロ・プンゲッティの2人という最強コンビ。

「デザインだけ、機能だけの服の時代は終わった。一生着れる服を作る」 という思いのもと、構想3年、製作に2年もの時間を費やし完成させたブランドなんです。

今回、「ESTNATION六本木ヒルズ店」にて「MORE VARIATION」と称したイベントが開催されます。

ナイロンの質感が特徴的なダウンジャケットを筆頭に、ブランドを代表する「OJJ」素材のジャケットなどが並びます。

ARTIC DOWN PARKA
GARMENT DYED NYLON TACTEL DOWN FILLING
1960年代の「N3-A」や「N3-B」がモチーフ。ラグランスリーブにすることで可動性も追求。

ANORAK OJJ – GARMENT DYED 12oz
カナダ北部の狩猟民族カリブーの、アザラシの皮に魚のオイルでコーティングした伝統的な防寒着がソース。

ブランドが自信を持って手がける素材「OJJ」はナイロンとポリエステルを超高密度でニット編みした日本製の特殊生地を、イタリアで唯一染色可能な工場で加工。そのうえで、縮率を計算して130〜140度の高温で圧力をかけ製品染めを行うという、とんでもない手間暇がかかった代物です。

PARKA OJJ – GARMENT DYED 12oz
1950 年代の朝鮮戦争で、USアーミーが採用していたフィッシュテイルパーカーをベースにデザイン。

SNIPER PARKA OJJ – GARMENT DYED 12oz
襟につく防風機能を持たせたダブルフラップが特徴的な、ミリタリー仕様のフィールドジャケット。

「OJJ」は、撥水性もさることながら着用を重ねることで風合いが生まれ、経年変化も愉しめます。軽々しく使う言葉ではないのは重々承知していますが、それでもあえて言わせてください。これは一生モノのアウターです。

魂のこもった一品が数多くラインアップされた本イベント、ぜひお出かけください。