十徳、リバーシブル、一石二鳥。多機能アイテムに弱いのは、キャンパーの性なんでしょうか。〈アノバ(ANOBA)〉も実はそんなブランド。
飾りすぎないスマートな見た目とは裏腹に、アイデア由来のギミックがニクいアイテムを揃えています。そんな〈アノバ〉から2種類のバッグがお目見えです。
冬のキャンプシーンでは石油ストーブを焚くのがあたり前になってきている今日このごろ。ですが通常、家で使うものなのでスムーズに持ち運ぶためにバッグがあると便利です。
この「ストーブダストバッグ ビッグ(Stove Dust Bag BIG)」がそう。〈トヨトミ〉のストーブがすっぽり入るビッグサイズです。
こういう収納バッグのあるあるとして、なかのものを出して使っているときに行き場がない、というのがあります。クルマのトランクにしまっておくだけでもよいですが、そこで〈アノバ〉はひと工夫。
ビニール袋を留められるスナップボタンを配して、ゴミ箱として活用できるようになっています。ストーブの持ち運び時もビニール袋をつけることで、灯油が漏れたときも安心。
汚れてもさっと洗い流せるよう、底面に防水ターポリンを採用しているところなんて、気が利いています。
そしてもうひとつのトレンドはオイルランタン。〈デイツ(Dietz)〉や〈フュアハンド(FEUERHUND)〉は、どのショップに行っても見当たらないほどの人気ぶりです。
趣たっぷりの光は魅力的ですが、ガラス製で壊れやすい、オイルが漏れやすいなどのちょっと困ったところも。そこで〈アノバ〉の「オイルランタンダストバッグ(Oil Lantern Dust Bag)」が登場するというわけです。
「ストーブダストバッグ」と同じく厚みのある生地とクッション断熱材でランタンをしっかり包み込みます。こちらはテーブルのそばに置いておくと、小さなダストボックスとして使い勝手がよさそうです。
主張しすぎないロゴと同じく、〈アノバ〉のアイテムはスマートな二面性を持っています。細やかなギミックは、使い込めばその真価が実感できるはず。
この冬のキャンプのお供にいかがでしょう?