〈ニューバランス〉といえばグレー、グレースニーカーといえば〈ニューバランス〉。この認識に異論はないことでしょう。Made in USAの「990」シリーズや「1000」シリーズをはじめ名品と言われるフラッグシップモデルにはもれなく採用され、いまや自他共に認めるシグネチャーカラーとして、世界中のファンから支持され続けています。
そんなブランドの代名詞的カラー、グレーをテーマにしたイベント「NB GREY MUSEUM」が「ニューバランス原宿」の4階にて開催中です。
いまでこそグレーのイメージが定着した〈ニューバランス〉ですが、ブランドから初めてグレーのシューズが発表されたのは創業から70年以上が過ぎた1980年のこと。それが、ロードランナーに向けたランニングシューズ「620」でした。
その頃のスポーツシューズといえばポップな原色を用いられることが多いなか、グレーを基調とした「620」は異色の存在。しかし「620」は、当時の市場最軽量モデルとして開発された、ブランドにとってもチャレンジングで特別な意味を持つ一足。以降、〈ニューバランス〉は大胆な挑戦を提示するたびに、その卓越したクラフトマンシップとテクノロジーが集約された証として、グレーを落とし込んできたのです。
会場では、「620」をはじめ、「990」シリーズや「1000」シリーズ、これまで複数回復刻された歴代の「M1300」、そして現代に続くグレーのアーカイブが一堂にラインナップ。加えて、ブランドやグレーシューズの歴史を記載したパネルも展示されています。
見所はほかにも。会場では、人気のグレーモデルも数量限定でスタンバイ。リリース時に泣く泣く購入の機会を逃してしまった皆さん、このチャンスをスルーするわけにはいきませんよね。
「NB GREY MUSEUM」を満喫した後、アンケートに答えた方にはここならではのスペシャルドリンク「フローズンコンクリートグレー」もプレゼントされます。これを機に、〈ニューバランス〉のグレーの魅力を再確認してみてはいかがでしょう。会期は3月9日(水)までです。