東京ポップカルチャー黎明期にまつわる証言集。高木完が自身初となる単行本リリース。出版記念イベントも豪華です。

高木完さんといえば、1980年代のジャパニーズヒップホップ黎明期を支えたことでも名高いアーティスト兼DJ。1979年、日本初のパンクレーベル「ゴジラレコード」よりバンド「FLESH」のボーカリストとしてデビューし、1986年には藤原ヒロシさんと伝説的ヒップホップユニット「タイニー・パンクス」を結成。その後自身を含む5名のレジェンドたちによって設立されたクラブミュージックレーベル＆プロダクション「MAJOR FORCE」では、スチャダラパーやECDといった人気アーティストを輩出し、当時の音楽シーンに多大なる影響を与えました。

2018年に「MAJOR FORCE」を復活させ、最近ではラジオパーソナリティとしても活動している高木さんが、 来たる3月17日（木）に自身初となる単行本「東京 IN THE FLESH」をリリース。東京ポップカルチャー黎明期にまつわる貴重な証言が、豪華ゲストとの“in the Flesh（生きた）”なトークとともに記載されています。

また、3月7日（月）には、「東京 IN THE FLESH」の発売と高木さんの還暦を記念したイベントが恵比寿の「リキッドルーム（LIQUIDROOM）」にて開催。いとうせいこうis the poetやスチャダラパー、Zeebraといった豪華ゲストが集結するほか、本書のデザインを担当した河村康輔さんの作品も展示されるとのこと。さらに〈アンダーカバー（UNDERCOVER）〉が製作したTシャツや「東京 IN THE FLESH」の先行発売も行われるなど、盛り沢山なコンテンツが用意されているので、ぜひ足を運んでみてください。チケットはこちらからどうぞ。