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ニボラー御用達のラーメン屋、西永福の煮干箱がTシャツを作ったんですが、当たり前のロゴTじゃなくてご麺なさい。

ファッション業界に身を置き、フイナムブロガーとしても活躍、その後ラーメン業界に華麗な転身を果たした宮澤正秀さん。古くからのフイナム読者の方は、そのお名前に見覚えもあるのではないでしょうか。

現在は、煮干しに特化したラーメン店「西永福の煮干箱」を切り盛りされています。

そしてこの度、オリジナルのTシャツをつくったというニュースが飛び込んできました。先述したように、元々の出自がファッション業界なわけで、この手のものづくりはお手の物。

飲食店によくあるロゴをさくっとプリントしただけのマーチャンダイズではなく、濃厚で芳醇なストーリーが練りこまれたTシャツとなりました。

¥4,500

世界的に活躍した往年の大女優Waist Knee Vox(ウェイストニーヴォックス)、通称ニーニ。

彼女の銀幕デビュー作『8th day of the week』。映画マニアからカルト的な人気があり、フィジカルとしてリリースされたのがベータとLD(レーザーディスク)のみで、幻の作品とも呼ばれる

劇中、らーめんを啜り終えたシーンでこう彼女が呟く。

「Isn’t it boring to have no bitterness or harshness? It’s the same as life.」

この台詞はその後の彼女の破天荒な生き様にも投影され、たくましく生きていく姿は多くのフォロワーを生んだ。

らーめんを啜る姿はあまりに美しく彼女をミューズとして崇めるらーめん店主も少なくなかった。

(後に台詞自体アドリブだった事が判明。また、映画を見終わった客が映画館から
そのままらーめん屋に直行するという社会現象を巻き起こした)

映画を見てらーめんを好きになった店主と世界的大女優。

まったく接点の無かった2人、だが。

酒に酔った勢いで登録したアプリで右スワイプ、偶然なのか必然なのか、2人はマッチング。

至極令和的な出会いを果たし、意気投合。このTシャツ作成に至ったのである。

というストーリーのもとに作られたという今回のTシャツ。えー、、、妄想とクリエイティブの才気のコクとキレが半端ないです。

Isn’t it boring to have no bitterness or harshness? It’s the same as life.
苦味もえぐみもないなんて、つまんないでしょ? 人生も同じよ

好きな人にはたまらない、でも意外と苦手な人もいる煮干と、酸いも甘いも噛み分けた大女優のセリフをかけているのだとか。

ふーむ、効いてますね、エスプリと出汁が。

お店では苦味もえぐみも抑えた、上質な煮干の一杯が堪能できますので、ぜひ足を運んでみてください。ちなみに、Tシャツはお店のSNSにて予約受付中です。

INFORMATION

西永福の煮干箱

住所:杉並区永福3-55-3
電話:03-6304-7088
公式インスタグラム 
公式ツイッター 

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