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ファッションのいまと未来を読み解くための必読書が刊行されました。

コロナ禍によってあらゆるスタンダードを見直さざるを得なくなった昨今。とくに、トレンドといった不確かなものによって、激しく変化するファッション業界はその影響を大きく受けています。

この度、長年ファッション、アート、カルチャーの文脈で活動を続ける、編集者・菅付雅信氏による新著『不易と流行のあいだ――ファッションが示す時代精神の読み方』が刊行されます。

本書は『WWD JAPAN』の人気連載「不易と流行のあいだ」が書籍化したもので、『物欲なき世界』で資本主義の先にある世界を示唆した菅付雅信氏が、ファッションの本質に迫った意欲作です。

オリジナルのコンテンツとして『WWD JAPAN』編集長の村上要氏、〈リトゥンアフターワーズ〉のデザイナーであり、「ここのがっこう」を主宰する山縣良和氏との2本の対談が新たに収録されています。

あらゆる角度から、観察、分析されたファッション業界のいまと未来。業界関係者ならずとも必読の一冊です。

INFORMATION

『不易と流行のあいだ ――ファッションが示す時代精神の読み方』

著者:菅付雅信
装丁:グルーヴィジョンズ
体裁:四六判、並製、248 頁
刊行日:令和4年3月25 日(金)

『不易と流行のあいだ』取材者リスト
#経済思想家:齋藤幸平氏:ベストセラー『人新世の資本論』で知られる。
#ユナイテッドアローズ上級顧問:栗野宏文氏:著書『モード後の世界』でも知られる。
#インテリアデザイナー/ワンダーウォール代表取締役:片山正通氏:ユニクロ、ナイキの旗艦店の内装 で知られる。
#ファッションデザイナー/「08 サーカス」代表:森下公則氏
#『GINZA』編集長:芦谷富美子氏
#『ルラ・ジャパン』編集長:鈴木和生氏
#『ヴォストーク』編集長:大城壮平氏
#シンフラックス/スペキュラティヴ・ファッション・デザイナー:川崎和也氏
#写真エージェンシー「CLM」(ロンドン):トゥ・グエン
#写真エージェンシー「ミニタイトル」(ロンドン):クリス・マクギアン
#元『広告批評』編集長/ジャーナリスト:河尻亨一氏
#東京都現代美術館 学芸員:藪前智子氏
#日本ファイバー/西海岸アンカー:川野達郎氏
#リトゥンアフターワーズ/ここのがっこう:山縣良和氏
#アドヴェント(advent)デザイナー:ヨシヒロイマイ氏
#ダイリク(DAIRIKU)デザイナー:岡本大陸氏
#インテリア・デザイナー:関裕介氏
#ファッションテック・デザイナー:スザンヌ・リー(ロンドン)
#京都大学 人文科学研究所 准教授:藤原辰史氏

菅付雅信(すがつけまさのぶ)
編集者/株式会社グーテンベルクオーケストラ代表取締役。1964 年宮崎県宮崎市生まれ。法政 大学経済学部中退。角川書店『月刊カドカワ』、ロッキングオン『カット』、UPU『エスクァイア 日本版』編集部を経て独立。『コンポジット』『インビテーション』『エココロ』の編集長を務め、 出版物の編集・執筆から、コンサルティングを手がける。著書に『はじめての編集』『物欲なき世 界』『動物と機械から離れて』等。またアートブック出版社ユナイテッドヴァガボンズの代表も務 める。下北沢 B&B で「編集スパルタ塾」、渋谷パルコで「東京芸術中学」を主宰。22 年 4 月よ り東北芸術工科大学教授。NYADC 銀賞、D&AD 賞受賞。

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