近年、サッカー界ではピッチ外において、新規ファンの獲得やクラブのブランド力向上のため、さまざまな施策が打ち出されています。例えば、エンブレムを現代的なものに刷新したり、ファッションブランドとコラボレーションしたり、形はさまざま。
開幕から30年を迎えるJリーグの創成期から、日本サッカー界を牽引してきた「鹿島アントラーズ」もそうした取り組みを行っています。
クラブの恒久的なスローガンである「Football Dream」からインスピレーションを得たアパレルブランド〈エフディー(F.D.)〉です。
22年春夏コレクションでは国内外で活躍するデザイナー源馬大輔さんをクリエイティブ・ディレクターに招聘し、サッカーとファッションが交差するプロダクトを発表しました。まずはクラブが拠点を置く鹿島市内で撮影されたビジュアルをご覧ください。
Tシャツやハーフスリーブスエット&ショーツ、キャップにトートバッグなど、アクティブなシーンはもちろん、タウンユースでも活躍するアイテムがラインナップ。
それぞれに「F.D.」「FTBLDRM」といったロゴや、ポルトガル語「O SONHO DO FUTEBOL(=サッカーの夢)」「BREAK THE DEADLOCK(=局面を打開する)」などのサッカーにまつわるメッセージを配し、シンプルで性別関係なく楽しめるデザインに。
一見「鹿島アントラーズ」のブランドだとわからないのもポイントで、サッカーファンやアントラーズファンでなくても、ファッションアイテムとして日常で使いやすい仕上がりになっています。
ちなみに、今後はクラブのフィロソフィーに共鳴するファッション、カルチャー関係者とのコラボレーションを行う予定だそう。「鹿島アントラーズ」の公式サイトで発売中なので、ぜひチェックしてみてください。