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映画監督・金允洙は何者? 名だたる俳優やクリエイターを惹きつける理由は? 短編2作品を頼りに、よく考えてよく知ってください。

6月3日(金)から5日(日)の3日間、金允洙(キム・ユンス)が手がけた短編作品の上映会が開催されます。

詳細に気持ちが逸るかと思いますが、まずは予告をご覧ください。

金さんは2013年に東京藝術大学大学院 映像研究科映画専攻修了し、2014年に公開された『或る夜の電車』(2014)で第55回日本映画監督協会新人賞にノミネートされました。それ以降も、映画やMVなど、精力的に映像制作をつづけていて、今後の活躍が期待される新鋭監督のひとりです。

今回上映されるのは、第34回東京国際映画祭Amazon Prime Videoテイクワン賞を受賞した 『日曜日、凪』と、初上映となる新作『リンゴをかじる女、風を売る男』の二本立て。

『日曜日、凪』より

『リンゴをかじる女、風を売る男』より

どちらも神秘的な女性を主人公に、彼女たちが何かを求めてさまよう姿を静かに映し出します。ひととひとの関係性はこうも脆く美しいものかと、みずからの生活に立ち返りたくなります。

本上映会では、両作にスチールで参加した写真家・濱田晋さんによる展示や、俳優の仲野太賀さん、小林竜樹さん、渡辺真起子さんを招いたトークイベントも行われるそう。さらに上映会ビジュアルを手がけた吉田昌平さん(白い立体)と濱田晋さん共作のビジュアルブックや、上映会オリジナルのTシャツなども販売予定。作品をよく考えるうえでの助けになりそうです。

ちなみに、公式ホームページでは、俳優の渡辺真起子さん、映画監督の行定勲さん、ラッパー/スピリチュアル系恋愛マスターの般若さん、落語家の瀧川鯉八さん、漫画家のハロルド作石さん、映画監督の三宅唱さんなどのコメントを掲載。さらに公式YouTubeでは、作品に関わったひとびとのミニインタビューが配信されています。金さんの作品を出発点に、それぞれの思考が走る文章/インタビューは見応えがありますので合わせてどうぞ。

『日曜日、凪』より

『日曜日、凪』より

『リンゴをかじる女、風を売る男』より

『リンゴをかじる女、風を売る男』より

これだけの情報を並べても、金允洙(キム・ユンス) の魅力は十分の一も伝えられていない気がします。上映は6月3日(金)から5日(日)の3日間。おもしろい/おもしろくない、わかる/わからない、好き/嫌い、すべての判断はスクリーン前でお願いします。

チケット予約はこちらからどうぞ。

INFORMATION

金允洙短編作品上映 [4:3/2:1]

上映作品:『日曜日、凪』(19分/2021)、『リンゴをかじる女、風を売る男』(47分/2022)
開催日時:2022年6月3日(金)〜6月5日(日)
チケット料金:¥1,500 (全席自由席)
会場:渋谷ユーロライブ

【上映詳細】
・6月3日(金)当日券販売:18:10〜
①18:45〜(終19:55)
②20:45〜(終21:55)※仲野太賀、小林竜樹、金允洙によるアフタートークあり  

・6月4日(土)当日券販売:18:00〜  
①18:35〜(終19:45)※終映後、イベント予定(登壇者未定) 
②20:45〜(終21:55)※終映後、イベント予定(登壇者未定) 

・6月5日(日)当日券販売:13:00〜  
①13:35〜(終14:45)
②15:15〜(終16:25)※渡辺真起子、金允洙によるアフタートークあり

【注意点】
・開場は各回15分前を予定。
・入場は整理番号順となります。Peatixの番号が整理番号となります。
・劇場への入場時にPeatixのチケット画面、もしくは予め印刷したものをスタッフにご提示お願いします。
・入場はPeatix→当日券の整理番号順となります。
・イベントに関してユーロライブへの問合せはご遠慮願います。

公式ホームページ
公式インスタグラム
チケット購入サイト

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