電力自由化から、もう5年以上経ちました。さまざまな企業や電力会社が参入してきて、我々はいま、電気を選ぶ自由があります。
さてどう選ぶか。プラン? 実績? いやいや、フイナム読者の諸君は“物語”じゃないですか?
今回、電気事業にやってきたのはあの「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」。株式会社UPDATERの再生可能エネルギー事業「みんな電力」という、まったくの異業種との協業です。それだけでちょっとワクワクしてきます。
舞台は「フリークス ストア」がフリーペーパーやイベントなどで応援している長野県。ここにある太陽光発電所「TS」を中心に、全国の再生エネルギー発電所で、「フリークス電気」がつくられます。
ご家庭でやることは、さまざまな電力プランのなかから「フリークス電気」を選ぶこと。これだけで、毎月100円がNPO法人「シナノソイル」の応援金になります。
この応援金はどう使われるのか? というと、ポップコーンの実になります。おっとウケちゃいけません。「シナソイル」は、長野の耕作放棄地でポップコーン用トウモロコシをつくる学生ボランティア中心のNPO法人。ポップコーンは手間暇かからず、実も硬くて害獣に強く、そして育成も早い、かなり育てやすい作物なんです。
「フリークス ストア」は、このポップコーンを長野の新しい名産にしようと画策中。返礼品として契約者に送る企画も…?
「フリークス電気」の利用者が増えるほど、食料や雇用が増えていく仕組みです。そして地産の再生エネルギーを選択することで、温室効果ガスの削減に貢献し、地球の資源を蘇らせ、地球経済を循環させる。「フリークス ストア」はそんなところを目指しているのです。
「フリークス電気」を細かいところまで楽しく図解したペーパー「フリーク(FREAK)」が「フリークス ストア」全店舗で配付中。こちらものぞいてみてください。
「フリークス電気」を選ぶだけの理由は、もう必要十分でしょう。6月17日現在、契約開始中です。