Y.M.O.もDinosaur Jr.も宇多田ヒカルも、みんなPEANUTS風。あの頃のレコードをオマージュしたM.O.T.E.の作品が、Great Booksで展示中です。

90年代回帰が叫ばれだしてもうしばらく経ちますが、取りだたされるのはファッションだけではなく音楽も。20代そこらの子たちのなかではレコードやカセットテープの機運が高いようです。

ブランドやメーカーもそれにあわせた施策に勤しんでるわけですが、そんなブームが巻き起こる前から、レコードやレコードジャケットに魅せられてクリエイティブワークをしているアーティストがいます。

フイナム読者であれば、きっとお名前を聞いたことがあるはず。M.O.T.E.さんです。

福岡在住のアーティストで、2014年頃から自身のTwitterにてコラージュ、イラスト作品を発表しはじめました。以降カーネーション、ロマンポルシェ。、PUNPEE、Say Sue Meなどのグッズデザインを担当しています。

そんな彼の代表作であり、ライフワークのようなものが、既存のレコードジャケットをオマージュし、”PEANUTS風” コラージュイラストの作品です。

今回は約50作品を、「reload」内にある「Great Books」にて展示します。さらにTシャツやポストカード、ポスターなどのグッズも販売するとのこと。

普段なら崇めるようなミュージシャンたちも、PEANUTS風のぼてっとしたフォルムで描かれれば、不思議と親近感がわきます。だれのいつのレコードをセレクトしているかを見るのも、M.O.T.E.さんの作品を味わううえでの醍醐味ではないでしょうか。

すでに展示は開催中。雨降る東京ですが、レコード眺めながらショートブレイクといきましょう。