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海のいまを知り、海の未来のためになにができるかに思いを馳せよう。企画展「海の森、海のいま展」が開催中です。

今、日本の海で問題となっているプラスチック問題や温暖化などを様々なコンテンツを通して知ってもらう企画展「海の森、海のいま展」が開催されています。

例えば、今日本の海の問題となっている1つに磯焼けがあります。磯焼けは海の砂漠化と言われています。

その原因の1つとされるのが、草食魚の1つとされるアイゴで、温暖化によってアイゴの生息域が拡大し、餌となる海藻が食べ尽くされてしまうことで起こる現象なのです。

アイゴは毒を持っていて調理するのにも手間暇がかかることから、好んで収穫される魚ではなく、“未利用魚”と呼ばれています。

そこで、このアイゴを美味しく食べること(アイゴに価値を見出すこと)で、磯焼けを自然と減らすことができるんじゃないかということから、干物やスープの開発に至ったそうです。

というわけで、本展では食べるスープの専門店「スープストックトウキョウ(Soup Stock Tokyo)」と協同で取り組むアイゴを用いたスープの展開を始め、アーティストの作品展示、海をベースに活躍するゲストを迎えたトークイベントやワークショップ、音楽家によるライブが開催されます。

今、日本の海で何が起こり問題となっているのか、“海のいま”を知ることができる貴重な機会となります。

INFORMATION

海の森、海のいま展 ー海のレシピプロジェクトと新たな航海のはじまりー

期間:2022年8月3日(水)〜12日(金)
時間:11時〜20時
会場:表参道スパイラル
イベント詳細ページ

海のレシピプロジェクト実行委員会 

日本財団「海と日 本プロジェクト」

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