渋谷パルコが1年かけて築いた、ならではのアウトドア論。テント体験、自転車の映画祭、リユースギア…10日間の周年イベントがなにやらおもしろそうです。

コロナも後押しした空前のアウトドア・キャンプブームは、ブームでおわらず、いちカルチャーとしてその土壌を築きつつあります。

渋谷パルコの5階フロアは、そんなカルチャーの兆しをキャッチして昨年オープン。9月で1周年を迎えます。アウトドアをはじめたてのひとや初心者がふらっと立ち寄っておもしろい、そんなラインナップが魅力です。

明日16日（金）から周年記念のイベントが開催されるそうなので、そのご紹介を。

トピックは大きく5つ。

まずは9月17日（土）18日（日）に開催される「NORDISK CAMP SUPPLY STORE SHIBUYA」によるイベント。

10Fの屋上「ComMunE」にて、同ブランドのテントのラインナップの展示・販売のほか、家族連れでも楽しめるテント設営や折り紙ワークショップも行われます。その他、〈エフシーイー.（F/CE.）〉とブランドとの別注品など、ここでしか手に入らないものも多数展開します。

ふたつめは、世界中を旅する自転車をテーマとした映画の祭典「Bicycle Film Festival TOKYO」にフォーカス。

7年ぶりの開催となる映画祭にあわせ、サイクリスト兼DJが会場を盛り上げたり、アメリカ西海岸南カルフォルニアを中心としたビンテージ自転車とアウトドア雑貨を販売する店「Fancy Shop CHOMESS」のポップアップなど、さまざまな角度から”自転車” カルチャーに触れられるはずです。

3つめは、中目黒に24年間根を張り、アウトドアとファッションの出会いを提供してきたセレクトショップ「バンブーシュート（BAMBOO SHOOTS）」のポップアップ。

オリジナルライフスタイルブランド〈バンブーシュート〉を中心にアイテムを引っさげて出店します。

4つめは、アウトドア専門リユースショップ「セカンドアウトドア」。初となるポップアップショップをオープンさせました。

アウトドアのフィールドで使うギアやウェアなどを扱っていて、良質なリユースから、ちょっと珍しいヴィンテージまで幅広く。ここにくれば一式が揃うので、買ってそのままキャンプにいくのだって夢ではありません。

ogawa×go slow caravan 渋谷店限定Tシャツ ¥4,950

最後に、1周年限定のアイテムのご紹介。

歩ける寝袋でおなじみの「POLeR TOKYO」 では、渋谷パルコ店と公式オンラインストアの2店舗限定の寝袋を。「ogawa GRAND lodge」 では、〈ゴースローキャラバン（go slow caravan）〉とコラボして製作した限定Tシャツ。どちらも足が早そうなので、チェックしてから訪れることをおすすめします。

常に歩みをとめない渋谷パルコですが、アウトドアフロアにおいてもさらに研ぎ澄まされたディレクションをしていくにちがいないでしょう。周年イベントにはその気概が感じられます。