wackwackが切り絵で表現するTRIPPING OUTが、日常と非日常の間のトリップへと誘います。

「子ども向けのモチーフの持つ可愛らしさを、大人向けにアレンジしている」と話すように、ポップさの中にダークさやノスタルジックさを潜ませる世界観で人気のwackwack。これまでに親交の深いDJのBUSHMINDにロックバンドのASIAN KUNG-FU GENERATIONのマーチャンダイズ、〈ビームス T〉へのTシャツのグラフィック、TOKYO FMの「木村拓哉 Flow×木村さ〜ん！」と「山下達郎 サンデー・ソングブック」のノベルティグッズのデザインなどなど、さまざまなフィールドへアートワークの提供を行っています。

wackwackの最大の武器と言えば、切り絵という表現方法。100%手作業で生まれる作品は、スマホなどの液晶越しではなく、原画で陰影のつき方や絶妙な紙の重ね方を見てこそなもの。そんなwackwackが『TRIPPING OUT』と題した展示を、「渋谷パルコ」2階に構える「OIL by 美術手帖ギャラリー」にて、11月3日（木）からスタートします。

2022年の集大成とも言えるおよそ50点にも及ぶ新作が展示され、wackwackが幼少期から影響を受け続ける日本のアニメ・アメコミ・90年代のアメリカ映画をベースに、アンダーグランドな音の鳴る場所で感じた感情をミックスさせた作品たちは、見ているだけで“ワクワク”させる世界観を放ちます。

日常と非日常の間を行き来し、街で起こる感情をwackwackの目線で切り取ったかのような切り絵の世界。出展作品は会場およびオンラインでの販売となり、オンライン販売は11月5日（土）16時から。老若男女＆ジャンルなども問わず、自分の目で見てそれぞれが自由に感じてもらえればと思います。