HIP HOPのプロデューサーにフォーカスを合わせて。CAYO IMAEDAが2年半かけて完成させた写真集は、高純度のHIP HOPを写します。

HIP HOPを聴く人が増え、それを証明するように今年は数多くのHOP HOPのフェスが開催されたり、全国のさまざまなジャンルのフェスにラッパーが出演する姿を目にしました。テレビをつければMCバトルだけでなくCMにラッパーがでる時代でもあり、それは今後のシーンがより盛り上がることを予感させます。

そんなHIP HOPといえば、ラッパーがスポットライトを浴びているイメージがあるかもしれません。ただ、HIP HOPは多くのプレイヤーが複雑に絡み合うことで生まれるカルチャーであり、特にビートメイカーやDJにプロデューサーなどの、“ビート”を操る人たちによってラッパーは輝けているとも言えます。

福岡を拠点に自身もDJとして活動する写真家のCAYO IMAEDAが、2年半の歳月をかけて完成させた写真集の『DAILY OPERATION』。

『DAILY OPERATION』 2022年11月21日発売 / ¥7,700 / 掲載アーティスト_16FLIP,BUDAMUNK,BOHEMIA LYNCH,Cedar Law$,CRAM,dhrma,EL moncherie,ENDRUN,Fitz Ambro$e,GQ,GRADIS NICE,ILL-SUGI,MASS-HOLE,MoneyJah,SCRATCH NICE / ハードカバー / モノクロ・カラー116P / 公式販売サイト

全国とNYで活躍する15名のHIP HOPプロデューサーにフォーカスを合わせ、それぞれのスタジオやクラブなどでの風景をモノクロを中心に写し出しています。

各プロデューサーごとにレイアウトされ、鍵盤やパッドを叩く指先や機材に貼られたステッカーなど、なかなか目にすることのできない貴重なシーンの連続は、ページをめくる高揚感へと繋がるはず。

写真集の出版を記念し、11月18日（金）からの3日間、福岡のギャラリー「sortone」にて写真の展示と、写真集に収録されるプロデューサーによるDJイベントを開催。

11月１9日（土）には東京からBUDAMUNK、大阪からGRADIS NICE、神奈川からILLSUGIも参加します。

BUDAMUNK（プロデューサー・ビートメイカー・DJ）

HIP HOPプロデューサーという、HIP HOPの大切なエレメントの魅力が伝わる『DAILY OPERATION』。写真集を見て、知っているプロデューサーのはじめて見る姿から今までと曲の聴こえ方も変わるかもしれないし、知らなかったプロデューサーがいたらぜひクレジットをチェックして音源も聴いてみてください。