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テーマは“花”。鈴木親とソウルの2人の写真家によるグループ展のSEOUL FLOWEERSが、フロットサムブックスで本日から。

紙媒体というフォーマットを通し、国内外を問わずジャンルにも縛られず、インディペンデントな姿勢を貫く「フロットサムブックス(flotsam books)」。

毎回他とは一線を画す企画を店舗というリアルな場所で行っているなか、本日から開催されている写真家の鈴木親による写真展『SEOUL FLOWERS』も、見逃せない内容になっています。

鈴木親が今まで撮り続けてきた能の花と、死のイメージの新作である韓国で撮った花のシリーズを中心に、Lee GunoJEON SOLJIという2人の若き写真家が撮影した花の写真を加えた作品を展示。この混沌として社会で3人の写真家が写し出す花の写真は、目にした人になにを訴えかけるのでしょうか?

会場では鈴木親が編集を、上西祐理をアートディレクションに迎えて本企画のために制作されたZINEが、なんと10部限定で販売されます。

『SEOUL FLOWERS』の開催にあたり、鈴木親によるステートメントを下記に記しておくので、あとは「フロットサムブックス」に足を運び、自分の目と感覚でその世界を楽しんでみてください。

2022年11月。ソウルの街を4年ぶりに訪れることが出来た。久しぶりの街を歩きながら目に入る花を全て撮影した。街行く人は誰も目に留めないであろう花を。
韓国の二人の若い写真家の美しい花は私のものより前に撮られたものである。zineの中で三人の作品を混ぜると誰が撮ったものかわからないくらい同化した。そこに存在していたソウルの花の美しさを韓国人の二人と共有していたことがとても嬉しかった。
花も街も人も永遠ではない。写真は微力だが、それらが存在したことを残せるものだと信じたい。」 -鈴木親-

INFORMATION

SEOUL FLOWERS

住所:東京都杉並区和泉1-10-7
期間:2022年12月1日 (木) – 2022年12月6日 (火)
時間:14:00~20:00
Instagram:@flotsambooks

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