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世の中の既存のルールにエクスキューズを投げかけるように。写真家の宇田川直寛による『道具』と題した展示が気になります。

代田橋に構える「フロットサム ブックス(flotsam books)」にて開催中の、宇田川直寛による展示。過去に『パイプちゃん、人々ちゃん』『庭の気がかり』『Assembly』など、国内での個展や海外でのグループ展に参加してきたなか、今回は『道具』というタイトルを掲げています。

写真にも作品にも、言葉にも自分自身にも常に疑問を投げかけている宇田川直寛らしく、写真という荒野で生きるための道具の手がかりみたいなものが示せたら、というテーマが込められているそう。

今回の展示がそのまま宇田川直寛による答えではなく、見た人へのエクスキューズを投げかけるような内容であり、写真などに限らず世の中の当たり前のルールに対し自問自答するきっかけにもなるはずです。

正直少しむずかしいかな?と思うメッセージであったりするかもしれませんが、答えは人それぞれであり、そもそも答えを出すことが目的ではないかもしれません。宇田川直寛による『道具』展にぜひ触れてみてください。

INFORMATION

宇田川直寛個展『道具』

住所:東京都杉並区和泉1-10-7
期間:2023年1月20日 (金)-1月29日(日)
時間:14:00~20:00
Instagram:@flotsambooks

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