GapとThe Brooklyn Circusのコラボ。スタイルもジェンダーも世代も飛び越える、これがモダンアメリカンスタイルの新解釈です。

話題に事欠かない〈ギャップ（Gap）〉から、新たなニュースが届きました。〈ブルックリンサーカス（The Brooklyn Circus）〉とのコラボレーションです。

ご存知ない方のために〈ブルックリンサーカス〉とは、クリエイティブディレクターのウィジ・テオドール率いるアパレルブランド。アメリカの歴史からインスピレーションを得たプレッピーウェアを中心に、トレンドセッターやファッション好きに向けたアイテムを多数展開しています。

補足をしておくと、ウィジ・テオドールはブランドを運営するのみならず、最先端のトレンドを予測し対策を講じるコンサルティングとしての地位も確立しています。過去には、トヨタ自動車、 カシオ G-Shock、アメリカン・エキスプレス、ニューバランス、リーボックなど、さまざまなクライアントのキャンペーンを手がけたりも。

そんなウィジが今回〈ギャップ〉とのコラボレーションで示したのは、〈ブルックリンサーカス〉が持つ独自のコミュニティと、ブランドが16年にわたり地球規模でおこなってきた活動の軌跡。1960年代から今日に至るまでに創造された学問、音楽、黒人カルチャー、ストリートスタイルが融合しています。

どのようにアイテムに昇華されたのか、まずは以下の写真をご覧ください。

スタイルやジェンダー、世代間の違いを感じさせないデザインが印象的で、どれもシンプルななかにほんのりカルチャーが織り込まれています。

コラボへのウィジのコメントは以下の通り。

「〈ギャップ〉は常に私の歴史の中にあり、〈ブルックリンサーカス〉のデザイナーのインスピレーションの源でもあります。私たちは、〈ギャップ〉のグラフィック要素を取り入れ、その爆発的なエネルギーとカルチャーを〈ギャップ〉のアイコニックなスタイルに落とし込みまし た。私たちがつくりあげた商品を誇りに思うと共に、さまざまなコミュニティにスポットを当てた〈ギャップ〉のキャンペーンをローンチすることを光栄に思います」

そしてこのコレクションは、生前モデルとして本作に出演しその圧倒的な佇まいを披露してくれた、DJ・ダンサーの故スティーブン・トゥイッチ・ボスに捧げたものでもあります。

〈ギャップ〉は彼の人生に敬意を表すべく、「Vibrant Emotional Health」へ寄付をし、精神的苦痛を感じているひとをサポートする「988 Lifeline （全米自殺防止ライフライン）」を支援しています。

本キャンペーンは昨日より公開されていて、日本の一部店舗でも販売されるとのこと。足がはやそうなので、早めのチェックをおすすめします。詳細はインフォーメーションにて。

Photo_John Midgley