眼鏡の産地・鯖江にある自社工場「KING STAR」が、メガネの製造を通して文化を発信していくことを目的として立ち上げたプロジェクト「M.K.LAB」。その「M.K.LAB」が手掛けるアイウェアブランド〈ザ ベッドフォード ホテル(THE BEDFORD HOTEL)」は、日本製にこだわり、ルックスと機能が両立したフレームを展開しています。
今回は、〈ザ ベッドフォード ホテル〉の2023年春コレクションをイメージルックと共にご紹介していきます。
まずは、万人が掛けやすいボストン寄りのウエリントン型。リムは細めですが、エッジの効いたブリッジで個性を表現しています。フロント・テンプル両方をカシメ丁番にし、さらにミル打ちを入れることで、クラシカルな雰囲気漂う仕上がりに。
こちらは、ボストンのレンズシェイプとクラウンパントのフロントシェイプを掛け合わせたハイブリッドモデル。ほどよい存在感で顔にアクセントを添えてくれる優秀な脇役で、性別年齢を問わない一本ではないでしょうか。
続くラウンドフレームは、細めのリムをベースに、所々で太さを変えることで、抑揚のついたデザインに。素材はチタン製シートメタルなので、クラシックな印象ながら、掛け心地は軽やか。デザインと機能がバランスよく両立されています。
トレンド感のあるヨーロッパヴィンテージを彷彿とさせるクラウンパントフレーム。フロント、テンプル共に太さを際立たせながら、角の丸みを付けることで、アセテートならではの質感が感じられます。耳があたる部分には滑り止めの筋を施し、ずれにくい装用感を併せ持っています。
〈ザ ベッドフォード ホテル〉のプロダクトは、いずれもシンプルですが、細かな部分に職人の技術とこだわりが宿っています。そのよさは一度掛けてみれば、十分に分かってもらえるはずです。