工場の余剰マテリアルで。アークテリクスとビームスの別注作は、やっぱりおもしろい。

ことサスティナブルにおいて、積極的な取り組みを行っている〈アークテリクス（ARC’TERYX）〉。“ReBIRD™”というプログラムをたちあげ、長期的な愛用を推奨するために、製品の洗濯やメンテナンスを啓蒙するほか、補修および再生、素材のアップサイクルをブランドをあげておこなっています。

そこに目をつけたのが「ビームス（BEAMS）」。別注作はこれまで何度かリリースしてきましたが、今回は“ARRO ReBIRD™”コレクションと題して、ひと味ちがうアイテムをつくったようです。

1998年にブランド初のアーバンスタイルバックパックとして登場した「ARRO」にフューチャー。今回はそれぞれのボディに、工場で発生した余剰マテリアルの「TPUコーティングナイロン」を使用しました。

耐候性と耐久性に優れたハイブリッドな構造でありながら、アップサイクルにも貢献しているという、まさに現代的なギアです。

ラインナップは独創的な卵形の設計により肩にかかる負担を軽減した名作「ARRO 22」を筆頭に、収納スペースへの素早いアクセスと持ち運びの多様性に定評のある「ARRO 8」、スマートフォンやお財布などの必需品を携帯するうえで最適なコンパクトタイプの「ARRO Waistpack」の3型。自身のライフスタイルにあわせて選んでみてください。

さらに、身体に密着するバックパネルには、BEAMSのアースロゴを施した特別なデザインも。さりげない別注感がうれしいですね。

気になる販売の詳細ですが、2月10日（金）から12日（日）の3日間限定で「ビームス公式オンラインショップ」にて予約受付、2月17日（金）より全国の「ビームス」レーベル取り扱い店舗にて発売をします。（※店舗予約はございません）

これまでたびたびコラボレーションしてきた両ブランド。双方の型を崩すことなくいい塩梅に落とし込んだ本作は、いまのムードに沿いながらも、何年後何十年後にも残るシロモノと言えそうです。