トレンド発信地の渋谷が、よりファッション一色に染まる“渋谷ファッションウィーク”。そのコラボレーションとして開催され、第11回目を迎えたのが『スクランブルミュージックショー』です。今回はドレスコードにグリーンを掲げ、出演者だけでなく会場に遊びに来ていた多くの人たちも、それぞれのグリーンカラーコーディネートに身を包んでいました。ここではそんな会場の様子を一足先にレポートでお届けしたいと思います。
Photo_Cho Ongo
Text_Atsutaro Ito
Edit_Yusuke Suzuki
テーマは“音楽とファッションのイイカンケイ”。
会場は“スクスク”の愛称でも知られる「渋谷スクランブルスクエア」の12Fにあるイベントスペース。開場から1時間ほど、会場内に構えられたバーでアルコールやケータリングを楽しんでいると、17時過ぎにファッションモデルやラジオパーソナリティとして活躍する菅野結以がMCを務めるトークライブがスタート。
“音楽とファッションのイイカンケイ”というテーマのもと、数多くのミュージシャンやタレントのスタリングを手がけるスタイリストのリク オオシマ(RIKU OSHIMA)、と3人組YouTuberとして人気ののアワーズ(OUR’s)が、音楽愛とファッション愛について存分に語り合いました。トークは会場に来ていたお客さんのコーディネートについてゲストの2組がコメントしたり、お客さんとのセッションもあり、和気あいあいとした和やかなムードが印象的です。
そしていよいよ、オープニングアクトのアソビシステムに所属する矢部ユウナによるDJプレイが始まります。日米を織り交ぜた踊れるHIP HOPから4つ打ちに流れる展開で、会場は一気にダンスフロアへ。
その次に登場したのは、バンド活動を経てトラックメイカー兼MCに転身したフィフティーンマス(15MUS)。メロウなビートと心に沁みるリリックがフロアにチルな一体感を生み出し、たまたま通りがかった人すらも巻き込むピースなライブパフォーマンスを披露します。
日も暮れて夜景とともに会場はよりダンスフロアへ。
そんな中、昨年惜しまれつつもクローズした「渋谷SOUND MUSEUM VISION」にて定期開催されていた人気イベント『MODERN DISCO』で、ともにレジデントを務めるヨサ&ター(YOSA & TAAR)がブースに現れると、軽やかなベースラインとともに夜の部のパーティータイムが始まりました。
そこから世界でも名の知れた音楽家のデデマウス(DÉ DÉ MOUSE)、さらにDJはもちろん、ラジオMCやプロデューサーとしても幅広く活動するリカックス(Licaxxx)がフロアを完全にロックすると、本日の大トリを飾る大沢伸一の登場です。
気がつけば「渋谷スクランブルスクエア」の12Fに構える会場に多くの人たちが押し寄せ、まるでそこは深夜のナイトクラブのような空間に。ディープでポップな大沢伸一によるダンスミュージックに酔いしれ、“いい音楽にはいいファッションがよく似合う”という今回のスクランブルミュージックショーのテーマを100%楽しみながら、イベントは22時前に幕を閉じました。
「渋谷スクランブルスクエア」で開催された『スクランブルミュージックショー』は、今後も引き続きレギュラーイベントで開催予定とのこと。気になる次回に関してはイベントの公式サイト、もしくはSNSでチェックしておきましょう。