世のなかのさまざまなジャンルが環境のことを深く考える時代のいま、ファッションではサステナブルな素材を選択するブランドが増えたりする動きがあります。
インドネシアの首都であるジャカルタ発の〈コンクリート マーケット(KONKRITE MARKET)〉は、使用する素材がすべて買いつけた古着で、自宅で裁断と縫製を行ってあらたなウェアを生み出すブランドです。
組み合わせをリデザインした“ミックスアンドマッチ”をコンセプトに掲げ、1枚のパーカをつくりあげるのにかかる時間はおよそ10時間以上。愛情を注ぎ手間をかけ、1着1着を丁寧に仕上げています。
リメイクという手作業だけにDIYスピリットも感じられ、ビジュアルからどこかHIP HOPやパンクカルチャーの空気感も感じられる気が。日本からおよそ5,700km離れた街から生まれる、正真正銘世界にひとつだけのウェアが、ファッションへのモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか?