2013年に発表したソロデビュー作の『Horsemen’s Scheme』から最新アルバムの『20,Stop it.』まで、独自のスタイルでシーンを自分の歩幅で歩み続けるラッパーのKID FRESINO。
ビートメイカーとして3枚のアルバムを発表し、RADWIMPSの野田洋次郎によるソロプロジェクトのillionへのリミックス提供や、冬にわかれてでのバンド活動でも知られる寺尾紗穂への作品に参加することでも知られるLinn Mori。
両者がコラボレーションし、2015年にフランスのレーベルからリリースされた『Bouquet』という楽曲をご存知でしょうか？
1度リリースされたもののレーベルが消滅してしまい、長らく公式でのリリースがされなかった知る人ぞ知る曲です。
そんな幻の楽曲がおよそ8年の時を経て、新たににマスタリングが施されついに4月14日（金）にリリースされます。Linn Moriによる、現在のエレクトロサウンド以前のサンプリン主体でメロディアスで流れるような美しいピアノループとコンプの効いたビートの上で、まだNYへ渡米前でいまのスタイルの形成中とも言えるKID FRESINOが自由にスピット。お互いの粗削りさがありながらも、フレッシュさがパッケージされているとも言えるはずです。
ラッパーとしてのスタイルを更新し続けるラッパーと孤高のビートマエストロによる『Bouquet』、聴かない理由はどこにもありません。
