プロユースのバッグブランドと言えば思いつくところはたくさんありますが、なかでも機能性、ファッション性に優れていて、かつ質実剛健とくれば挙がる名前はひとつ、〈バックジャック(bagjack)〉です。
そんな彼らがセカンドラインとして展開している「バイシクロン バイ バックジャック(BAICYCLON by bagjack)」(以下バイシクロン)をご存知でしょうか。以前こちらの記事でもご紹介しました。
2021年に始動し、徐々にクリエイティブが研ぎ澄まされ、今回がついに5シーズン目の23SSコレクション。以下にてご紹介しましょう。
〈バックジャック〉のアイデンティティは残しつつ、リーズナブルな価格帯で組み上げている「バイシクロン」。ガジェット使いできる〈バックジャック〉に比べ、機能は必要最低限に絞り、そのぶんソリッドな印象があります。”BAICYCLON” の印象的なタグが配されていて、シンプルながらも存在感のあるプロダクトになっています。
毎シーズンこだわっているビジュアル。今回はというと、採石場を舞台に、アイテムの世界観をより際立てるスタイリングがなされています。
「安かろう悪かろう」という言葉がありますが、「バイシクロン」はその通念では語れません。そもそものプロダクトに強度が備わっているのはもちろん、本家の質実剛健なイメージを損なわないビジュアルづくりにも感服してしまいます。
コロナもあけてアクティブに外に出る機会が増えていくはず。そんなときに背負うバッグはきっとこれぐらいこだわり抜かれたものがいいはずです。ぜひ今季の「バイシクロン」をチェックしてみてください。
Photo_Yuki Hori
Styling_Bumpei Matsumoto