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新たにスタートしたINSIDE FOCUSというメディアを通して。内観を追求する世界へようこそ。

SNSだけでなく、普段の生活の中でもつい気にしがちな他人からの見られかた。大切なのは自分自身がどう思ったりどう感じたりするかですが、そういったシンプルなことを忘れてしまいそうになるのが現代社会です。そんな現代的な承認欲求の悩みから、もしも完全に解放されたとしたら? その答えのヒントになるような情報を発信する、新たなウェブマガジン『INSIDE FOCUS』が先日スタートしました。ここでは『INSIDE FOCUS』が考えるメディアのカタチと、ローンチを記念したイベントの様子をお届けします。

Text_Atsutaro Ito
Edit_Yusuke Suzuki

トークショー・茶道ブース・DJイベントで伝える世界。

企業のマーケティングを支援するGOKIGEN BEAT(ゴキゲン ビート)株式会社が手がけるウェブマガジンの『INSIDE FOCUS』。“外”のあらゆる価値基準にとらわれず、自ら、意図的に思考を“内”に向けることテーマにしていると聞くと、ちょっとむずかしく感じるかもしれませんが、まずはローンチイベントの様子から『INSIDE FOCUS』の世界に触れてみたいと思います。

気になるイベントの内容は、スポーツドクターの辻秀一さんと“世界一明るい視覚障がい者”という異名を持つ成澤俊輔さんによるトークショーに茶会体験ができる茶道ブース、さらに来場者同士の交流を目的とした歓談タイム(原島“ど真ん中”宙芳によるDJプレイ付き!)。 会場は東京の原宿に位置する結婚式の披露宴や展示会に、国際会議まで(!!)行われる「東郷記念館」で、モダンで洗練された会場の雰囲気に趣を感じつつ、ウェルカムドリンクで乾杯をしているとトークショーのスタートです。

タイトル&トークショーのテーマに込めた想い。

トークテーマはウェブマガジンのタイトルでもある““INSIDE FOCUS=内観の重要性”について。“INSIDE FOCUS(内観せよ)”とは何かを、単刀直入に辻さんが成澤さんへ問うと「“内観せよ”とは、ものごとを“捉えなおす”ことだと思っています。例えばぼくは幸運なことに目が見えないので、人生が最高に楽しいんですよ。普通は目が見えないから1人でできることが少ないって思ってしまうじゃないですか。でもぼくの場合は、見えていない状況で何ができるかを内観して、自分に起こっている状況(目が見えない)を捉えなおしているので、世間的に無理なことを可能にしちゃっているんですよね。常に内観して、捉えなおす。それが楽しくて、今ではスケボーやサーフィン、キックボクシングとか色々な個人スポーツもやっています」という答えが。

その言葉になるほどと思っていると、話は成澤さんが取り組んでいる企業との伴走についてへ。「ぼくが現在やっていることはコンサルタントみたいな感じに思われがちですが、実際はそうではなく、どちらかというと経営者のメンタルアドバイザーのような存在なんですよ。どういうことか言うと、あえて素人の(その業種に対して)何も知らないぼくが、外からその企業を見た時に見えてくることを無責任に意見していて、そこから生まれる新しいアイディアを一緒に探しています。そういった時にぼくの人生で培ってきた“捉えなおす”という考えかたを経営者の方たちに共有して、彼ら自身が自発的に内観することをうながしていますね。だから無責任でいることに責任を持っています(笑)」と話し、成澤さんの軽快で人を惹きつける明るいトークスキルと内容に来場者全員が引き込まれ、あっという間に約1時間のトークショーが終了しました。

タイトル&トークショーのテーマに込めた想い。

トークショー終了後は、移動式茶室の茶道ブースにて茶会体験が開始。お茶菓子とその場で淹れていただいたお抹茶に舌鼓を打ちながら、ウェブマガジン創刊の目的を『INSIDE FOCUS』の仕掛け人である、 GOKIGEN BEAT株式会社代表取締役の田中哲平さんに聞きました。

「会社名にもなっている“GOKIGEN(ご機嫌)”は常に自分の感情を見ることを意識していて、本当にやりたいことは何かを外に引っ張られることなく思考しパフォーマンスが高い状態でいることが大事だ、というメッセージを込めています。つまり“INSIDE FOCUS=内観せよ”とは“GOKIGEN”の根本であり、それを言葉にして世の中に問うてみようという流れからメディアを立ち上げました。

主な内容は、有名無名問わずぼくらから見て内観していると思える人にインタビューしていくという映像や記事コンテンツです。こういった活動で少しでも世の中に INSIDE FOCUS(インサイドフォーカス=内観)する人が増えたらいいなと、綺麗ごとのように聞こえますが本当にそう思っていますね」

そんな話を聞いているうちに歓談タイムとなり、来場者同士が自然と交流する和やかなムードに。DJブースには田中哲平さんが所属するHIP HOPクルー「カオスオンパレード(Chaos On Parade)」のメンバーでもある原島“ど真ん中”宙芳さんが登場し、GOKIGEN(ご機嫌)な聴き心地のいい音楽で会場を包み込みながら、イベントは22時前に幕を閉じました。 ちなみに原島“ど真ん中”宙芳さんの対談もこちらで公開されているので、ぜひチェックして見てください。

スタートしたばかりの『INSIDE FOCUS』は現在公開されているコンテンツにくわえ、継続的に記事を追加しどんどんアップデートされていくとのこと。ここまで読んでいただいても、まだちょっとむずかしいかも…と思う方がいるかもしれません。ただ、ファッションや音楽に食など、身近な物事を選ぶことも内観するということに繋がるはず。なにを選び、なにを選ばないか? 『INSIDE FOCUS』が掲げるように、内面の試練から得たものが人生を豊かにするはずです。

INFORMATION

INSIDE FOCUS

公式ウェブサイト

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