「表参道ROCKET」の手がける、ディープなイベントの数々。6月16日(金)より開催される、「ニッパシの人間採集」展もなかなかえぐみが強そうです。
イラストレーター、コラムニスト、顔面占い師として活躍する日橋慶充なる人物は、新宿・渋谷界隈をメインに出没し、独特のタッチで描く似顔絵とユーモラスなトークでひょうきんに占いを行うそう。SNSや口コミで話題・・・とのことで、たしかにこのアングラっぷりはインスタ映えしそうです。
日常生活の中、電車やレストランなどで見かける一風変わった人間たちをスケッチ＆ネーミング。ジャンルごとの箱に採集した立体作品の展示&販売と、キャラクターグッズの販売が行われます。
揶揄と博愛の眼差しが感じられる作品を見ていると、嫌悪と共感がないまぜになった感覚になります。「人間採集」というネーミングも秀逸ですね。
初日のオープニングパーティーでは「顔面占いニッパシ館」が表参道ROCKETに登場し、来場者に顔面占いを実施するそう。
人の日常を題材にしながら、サイコ&サイケデリックに仕上げるあたり抜群のセンスを感じます。気になる方、ぜひ顔面を占われてみてください。
Text_Taiyo Nagashima
「ニッパシの人間採集」展
会期：6月16日(金)〜6月21日(水) ※会期中無休・入場無料
場所：表参道ROCKET
住所：東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F
電話：03-6434-9059
オープニングパーティー：6月16日(金) 19:00〜21:00
※どなたでもご参加いただけます。
www.rocket-jp.com
日橋慶充／ニッパシ
イラストレーター・コラムニスト・ 顔面占い師。人間観察が得意なイラストレーター。
1988年8月、東京郊外の、パチンコとサーフィンをこよなく愛する家庭に生まれる。
幼少期は親と一緒に平日はパチンコ屋通い、休日は海で日が暮れるまでサーフィンをして過ごす。
パチンコ屋でさまざまな大人と出会い、人間観察の基礎を習得。
海では大波にのまれ、何度も溺れかけたことで自然の偉大さを体得。
高校では柔道一筋の学生生活を送り、大学では6年間建築と都市（ビンテージ団地と新宿歌舞伎町）を研究し、
ウィーン美術アカデミーにも建築留学した。
卒業後はブラック企業とホワイト企業、両方を経験した後、2016年末イラストレーターとして独立。
面白い人や建築をイラストで表現する傍ら、顔面占い師としても活躍している。
