ゴールデンウイークの名物行事となった「逗子海岸映画祭」。このイベントに深く関わっているコレクティブ「シネマ キャラバン(CINEMA CARAVAN)」を知っていますか?
写真家、ミュージシャン、画家、大工など、様々なジャンルのメンバーが集まった集合体で、「地球と遊ぶ」をコンセプトに世界を旅しながら映像、食、音楽、アート、スポーツなど、五感で感じる場を生み出すプロジェクトです。
そしてこの夏、北海道・ニセコにて、新たな空間を作り出します。メイン会場となるのは「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」のなかにある「ひらふ高原中央公園」。海抜285メートルと標高が高く、夏の避暑地としてもアクティビティを楽しむのにぴったりの場所です。
緑鮮やかな芝生がどこまでも広がる羊蹄山のビュースポットとしても知られる場所が、「シネマ キャラバン」のプロデュースにて、ニセコローカルのアーティスト達とともにスペシャルな空間「ニセコヒラフグリーンパーク」へと変貌を遂げます。
会場にはニセコならではの豊かな食材を使ったフードを提供するキッチンカーやカフェが登場します。
あるときは野外上映のスクリーンが立ち上がり映画館に、またあるときはマウンテンバイクやスケートボードを楽しめるパンプトラックや、トレッキングのギャザリングポイントになったりと、期間中はさまざまなコンテンツを楽しめる文化のメルティングスポットとなります。
すでにオープンしており、今はこんな感じです。
そしてもちろんお馴染みの移動式映画館も登場します。ちなみに「シネマ キャラバン」にとって、北海道、特にニセコエリアは、特別な思い入れのある場所なのです。
以下、彼らのコメントです。
———-
「シネマ キャラバン」の活動に関わりのある人々が多く暮らす地であり、活動を始めて以来「いつかニセコに」 と言い続けてくれた今は亡き仲間が愛した地でもあることから、特別な思いを胸に準備を進めております。
今回の映画の主役は、北海道やニセコに根を張る、 自然とともに息づくローカルの方々です。厳しい冬を乗り越えながら雪と向き合い、仲間と声をかけながら生きる彼らの姿勢は、真剣で強く、ひたすら心を打たれました。
初開催のこのイベントのキーワードは「センターフォー」です。 多くの滑り手を受け入れ、滑走文化を育んできたニセコのスキー場のなかでも特別なリフトであるニセコ東急グラン・ヒラフの「エース 第2センターフォー」 が2024年冬シーズンに生まれ変わります。
「センターフォー」を通して見てきた風景、数々の感動や物語をきっかけに、様々な表情を見せるニセコの四季の魅力を、映像や音楽、スポーツや会場制作から食まで多様なアプローチから伝え、人々が一体となれる空間を創り出したいと思っています。
———-
冬だけではなく、夏のニセコのポテンシャル、魅力を存分に味わえる、ヒップなイベントです。新しい出会いに満ちているだろう、素敵な空間を味わってみませんか?