ポートレート、ファッションスナップ、ドキュメント。そのどれでもあって、どれでもない。現実と虚構の境界を見つめた、スタイリスト小山田孝司さんによる書籍『なにがみてるゆめ』が発売されました。
¥5,200
制作期間は、2020年1月から2023年5月まで。580ページにも及ぶこの大作には、287名の小山田さんの友人・知人たちが被写体として登場し、さらに、22名の写真家が撮影を担当しました。
年齢も職業も性別もバラバラ。彼ら彼女らが生活する土地や小山田さんとともに訪れた場所で、被写体のその日のコーディネイトに、小山田さんが集めた服やアクセサリーをそっと一点だけ加えて撮影された写真群が収録されています。
それぞれの生活や日常を感じ取れるパーソナルな部分を切り取りながら、一方でファッションビジュアルとしても成立している。リアルとフィクションが入り混じった写真は、小山田さんの視点そのものです。
『なにがみてるゆめ』は、「Dog Years」のウェブサイトにて購入可能です。
