もしパルコが台湾にあったら、こんな店やあんな人がいる!? 妄想と空想でできた架空の「台湾PARCO」が渋谷で体感できます。

「パルコ」はどんなファッションやカルチャーを取り込んでも、“らしさ” が出る稀有な館です。昨日からはじまったこの企画も、館自体との相性がいいのはもちろんのこと、時流を汲んだコンテンツ選びで、感心してしまうというか、正直悔しい。あー、こんな企画がやりたい！

都内に加え地方からも人がこぞって集まる「渋谷PARCO」ですが、最近は外国人観光客の数も多く、なんと今年の7月には最多を記録したそう。そんな機運もあり、今回企画したのは「台湾パルコ」。

「もしPARCOが台湾にあったら」という今回のコンセプトだけですでにワクワクしますが、中身も見逃せないものばかり。

10F「ComMunE」では、リアルな現代台湾のカルチャーやアートのスタイルを体感できるイベント「GATE10. PARCO⇄TAIWAN」を開催。

台湾のアーティスト・ファッションブランドによるカルチャーマーケットを中心に、台湾の人がおすすめする「食」を味わえるフードスタンドや、台日アーティストによる音楽ライブを実施します。日本初出店のブランドや台湾と日本の出店者によるコラボレーションも。

さらには、Podcast番組『奇奇怪怪』のパーソナリティの、TaiTanさん（Dos Monos）と玉置周啓さん（MONO NO AWARE）による台湾トークもあるそうで、ここに来れば五感で台湾を味わえるはずです。

GATE10. PARCO⇄TAIWAN
【開催概要】
日時：9月2日（土）13:00~21:00、9月3日（日）11:00~20:00
会場：10F ComMunE
入場料：無料

【出展者】※一部抜粋、いずれか単日の日程での出展の場合もあり
・culuture market&food stand
8bit .t.d 八位元紡織、fruit hotel taipei、JATSdeYEHUA(洪維廷JATS) ※写真2枚目上段左から
台湾屋台Woo、maki doughnut、Weightstone威石東台灣葡萄酒、PLATEAU STUDIO ※写真2枚目下段左から
・music live
9月2日（土）：I‘mdifficult 我是機車少女 andmore…
9月3日（日）：Cwondo/フジエタクマ
・talk event
9月3日（日）：Podcast番組『奇奇怪怪』のパーソナリティを務める、TaiTan（Dos Monos）&玉置周啓（MONO NO AWARE）による台湾トーク

また、「パルコ」と言えばのアート切り口の催しものも。B1Fの「GALLERY X BY PARCO」では、日本国内のさまざまなアーティストが「台湾」の姿を空想してつくった作品の展示や、「台湾」を想像させるマーケットイベントを開催します。

しかもキュレーションを手がけるのは、伊藤万理華 『MARIKA ITO LIKE A EXHIBITION “LIKEA”』や『タウンワークス』などのディレクションも行った「A.N.D.TOKYO」。間違いのない座組とテーマです。

空想台湾
【開催概要】
日時：9月8日（金）〜18日（月・祝）
営業時間：11:00〜21:00
会場：B1F GALLERY X BY PARCO
入場料：無料
企画制作：A.N.D.TOKYO

【参加アーティスト】
A.N.D.、DELI、ery、FASTCAR、HAMAMOTO NATSUM、Hiraparr Wilson、LiL、Mai Yamakosh、NOAA、sosnzk、Tatsuya Hirayama、TOMASON、witness、zuzuzu、幸福スタンド、虎の子食堂、西橋伸太郎、新霓、光と音の専門店ハオハオハオ
キービジュアル：Shuhei Uchida

上段左から 立飲みビールボーイ、Jiksei MENSHO／下段左から 串カツあらた、ヴィーガン居酒屋「真さか」、CARNICERIA

上段左から 未来日本酒店&SAKEBAR、Good Luck Curry、QUATTRO LABO／下段左から 芙蓉苑、ikushika、米とサーカス

そのほか、B1Fの飲食店フロアでは、全7種のルーローハンが提供されたり、台湾ローカルの家庭料理があったりと、台湾夜市に行った気分になれるラインナップになっています。詳しくは特設サイトをご確認ください。

「パルコ」のフィルターを通した台湾を、ぜひ「渋谷PARCO」で体感ください。開催期間は10月1日（日）まで。