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【FOCUS IT.】五感で味わう京丹後。Bshopとザ・ノース・フェイスの共創で、極上の体験を。

京都といえば、押しも押されもせぬ人気の観光地。歴史的名所や注目の新店舗が軒を連ね、国内外から足を運ぶひとが絶えません。魅力に満ちたスポットは数多ありますが、今回フィーチャーするのは京丹後。京都府北部に位置する、“海の京都”と呼ばれている場所です。

目的地は、久美浜湾のほとりに佇む「ホリデーホーム」。ここは、セレクトショップ「Bshop」が手がけるホテルとレストランが併設された複合施設で、9月15日(金)に「Bshop」と〈ザ・ノース・フェイス〉がタッグを組んで一体となったショップが敷地内にオープンしました。その「ホリデーホーム」を余すことなく満喫すべく、京丹後へ赴いたというわけです。


日常と自然をシームレスにつなげる、共創したショップ。

「Bshop」の倉庫をリノベーションした店内は、広々としていて開放的。1階は「ザ・ノース・フェイス京丹後」、2階が「Bshop久美浜店」の構成です。コンセプトは “Bring Together”。「Bshop」のライフスタイルと〈ザ・ノース・フェイス〉のアウトドアスタイルを融合し、ウェアからキャンプギアまで、生活に根付いたアイテムを展開しています。

「ザ・ノース・フェイス京丹後」の店内。陽光が差し込み、随所に配された植物がアウトドアのムードを高める。

「ザ・ノース・フェイス京丹後」のセレクトは、“キャンプ”、“パフォーマンスウェア”、“キッズ”がキーワード。周囲の豊かな自然に呼応する、充実したラインナップが用意されています。今後は、シーカヤックやSUPなどのアクティビティツアーや、子どもが参加できるキッズネイチャースクールの開催も予定。「ホリデーホーム」の隣にはキャンプ場があるので、〈ザ・ノース・フェイス〉の世界観を全身で体感することができるのです。

充実したキッズウェア。

家でも使えるキャンプギアもセレクト。近隣のキャンプ場ですぐに使うことができる。

「ザ・ノース・フェイス京丹後」限定のアイテム。所在地を記したデザインを採用したTシャツやパーカ、ステンレスボトルが販売されています。

そもそも、〈ザ・ノース・フェイス〉が「Bshop」とタッグを組んでこの地に出店したのは、ここが山陰海岸国立公園だから。2020年に、〈ザ・ノース・フェイス〉は環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結し、日本の国立公園の自然や歴史や文化を発信しているのです。

そんな折、長年ここでホテルやレストランを営んでいた「Bshop」と意気投合し、「ザ・ノース・フェイス京丹後」をオープンすることに。〈ザ・ノース・フェイス〉にとって、国立公園内のフィールドショップ5店舗目となりました。山陰海岸国立公園の魅力を〈ザ・ノース・フェイス〉のフィルターを通してストーリーテリングしていきます。

2階は悠々とした「Bshop久美浜店」。倉庫の雰囲気を残した内装デザインが洒落た印象。

シンプルで機能的な、ウェアや日用品を幅広くラインナップ。飽きることなく使い続けられる。

「Bshop久美浜店」は、「Bshop」最大級の売り場面積を有し、ゆっくりとショッピングを楽しめます。リノベーションした倉庫のレトロな雰囲気に落ち着きを覚え、ガラス張りの壁面からは久美浜湾を望むことも。

2階から見た外の景色。久美浜湾の奥には日本海が。

“最高のふつう” をテーマに、より厳選したセレクトのタイムレスな服と日用品を販売しているので、長く愛用できるお気に入りのアイテムが見つかるはず。時代を超えて次世代へ受け継がれていく逸品との出会いが「Bshop久美浜店」で待っています。

極上の空間と、格別な美食。

ショップを出て坂を下ると、雑木林のなかに「ホテル ホリデーホーム」が見えてきます。客室は全部で6組のみ宿泊可能で、そのぶん色濃く反映したこだわりが。

ホテルの設計と施工を手がけたのは、永平寺や桂離宮などの改修工事を担当する、京都の「安井杢工務店」。日本と西洋の伝統を取り入れつつ、モダンに仕上げています。

調度品も抜かりなく、「Bshop」の世界観と共鳴。部屋づくりの参考にしたくなる小洒落たインテリアに囲まれて過ごす時間は、最高の居心地の良さを提供します。

スーペリア・スイートは、解放感のあるメゾネットタイプ。最大6名まで宿泊できるので、家族や友人と水入らずの時間を過ごせます。インテリアは〈ハンス J.ウェグナー〉や〈ジープラン〉などの北欧家具でまとめられ、リビングには暖炉を設置。

ベッドルームは2部屋。2階からの眺望は、目の前に大自然が広がっている。

久美浜湾を眺められる2階のテラス。ここでなにもせず、ぼーっと過ごす時間は贅沢そのもの。

レストラン「レセプション ガーデン」での食事も「ホリデーホーム」の醍醐味。地元で採れた新鮮な野菜や旬の魚介を使った料理が、どれも絶品です。もちろん、ホテルに泊まらなくても、食事だけの利用も可能。季節によってメニューが変わるので、ランチやカフェやディナーに舌鼓を打ち、味覚でも久美浜の自然を味わえます。

こちらがこの日いただいた食事のメニュー。

手前:梨とブリーチーズのサラダ、奥:カンパチのカルパッチョ

上:沖ギスのフリット、右:そら豆とベーコンのキッシュ、左:タラのクロケット

黒毛和牛のローストビーフ

朝は早起きして周辺を散策するのがおすすめ。きれいな朝焼けを拝むことができる。

朝食も美味。ボリューム満点で、朝から元気がみなぎります。こちらも一部をご紹介。

地元野菜のサラダ

グリル野菜のプレート

山陰海岸ジオパークの自然と触れ合う。

アクティビティも楽しんでこそ、この場所の真価を味わえます。「ホテル ホリデーホーム」の宿泊者向けサービスとしてeバイクのレンタサイクルがあるので、久美浜湾をぐるりと回ってみることに。

借りられるeバイクは、〈スペシャライズド〉のターボコモSL。長時間乗っていても、疲れにくい。

海と山だけが視界に入る風景。海を覗けば、さまざまな魚が目の前を通り過ぎる。

「ホリデーホーム」の反対岸へ。小高い山がかぶと山。特徴ある形が、兜に見えることから名付けられたそう。ここから夕日を見ると、久美浜湾に光が反射して美しい。

里山と海が隣接するこの場所は、自転車で漕いでいるだけで気持ちいい。田畑の香りに包まれていたと思えば、すぐに潮の香りが鼻をかすめます。伝統的な織物工場が数件だけ現存し、小気味よくはたおり機の音が道に響き、非日常を感じられることでしょう。

初心者でも簡単に乗ることができるシーカヤック。めったに乗る機会がないので、貴重な経験となるはず。

次は、久美浜湾でシーカヤックとSUPを体験。丹後半島に拠点を置くアウトドアクラブ「久美浜湾カヌーセンター」にレクチャーしてもらいます。この日の湾内は波がなく、まるで湖のような表情。海に浮かんでゆったりと過ごすひと時は、都市生活では味わえない気持ちよさ。

SUPはコツを掴めば、すぐに立ち上がることも。夏なら、あえて落ちてみると気持ちいいかも!? 体験者はライフジャケットを着用するので安心。

かぶと山からの景色。

「ホリデーホーム」のそばにそびえるかぶと山も、気軽にハイキングができておすすめ。約20分で展望台に到着し、そこには久美浜湾と日本海を一望できる絶景が!

豊かな自然と高いホスピタリティの心地よさ。

海や山の自然と触れ合い、地元の食材を使った美食を堪能し、素敵な空間でゆったりと過ごした贅沢な時間。「ホリデーホーム」を通じて、京丹後の魅力を存分に体感できました。

「Bshop」と〈ザ・ノース・フェイス〉が提案する衣・食・住・遊のすべては、特別な思い出として残ります。これから先「ホリデーホーム」は成長し続けて、新たなお店をオープンしたり、イベントを開催したりしていく予定とのこと。これから迎える行楽の秋、旅行先の候補に久美浜の「ホリデーホーム」を挙げることをおすすめします。

Photo_Kazushi Toyota
Text_Shogo Komatsu

INFORMATION

Bshop 久美浜店

住所:〒629-3442 京都府京丹後市久美浜町甲山38-22 2F
電話番号:0772-83-5050
営業時間:10:00~19:30(不定休) ※季節により変動あり

THE NORTH FACE 京丹後(ザ・ノース・フェイス キョウタンゴ)
住所:〒629-3442 京都府京丹後市久美浜町甲山38-22 1F
電話番号:0772 83 3030 ※オープン後開通
営業時間:10:00~19:30(不定休) ※季節により変動あり
取り扱いアイテム:パフォーマンスウエア、キッズウエア、キャンプギア、ワークトレイル、ワークウエア

HOLIDAY HOMEオフィシャルサイト
Bshopオフィシャルサイト
THE NORTH FACEオフィシャルサイト

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