服にトレンドがある一方で、バッグにもそれに準ずる流れがあるように思います。その流れはウェアほど早くないにしても、ちょうどいま、その分岐点が訪れているのを感じるのです。なぜならストリートシーンで、メッセンジャーバッグを手にする人を多く見かけるから。
そのパイオニア的ブランドとして君臨するのが、1983年にニューヨークで誕生した〈マンハッタンポーテージ(Manhattan Portage)〉です。
1970年代のニューヨーカーたちのあいだでは、アウトドア用のバッグパックかハンドバッグ、 またはレザーのブリーフケースを持つのが主流だったそう。そのなかで彼らに新しい選択肢と、高いクオリティーのバッグを届けるべくデザインされたのが、ブランドの代名詞であるメッセンジャーバッグなのです。
ヒントを得たのはストリートから。都市をサバイブするひとたちのニーズを察知し、当時人気のあったアウトドア用のバッグを都会仕様にアレンジすることによって〈マンハッタンポーテージ〉のメッセンジャーバッグは誕生しました。
いまのファッションシーンも70年代のニューヨークと似ているような気がします。街を歩けば、目に入るのはバックパックかサコッシュばかり。でも、早いひとたちがメッセンジャーバッグを背負っているのを見かける機会も増えてきたと思いませんか?
〈マンハッタンポーテージ〉のアイテムは、シンプルなルックスと、タフなクオリティが魅力。さまざまなスタイルにフィットし、高い耐久性だから長く愛用することができます。そしてマンハッタンを象ったロゴデザインもアイコニックです。
10月14日(土)から11月12日(日)のあいだは「メッセンジャーバッグフェア」も開催中。ブランドの直営店またはオンラインストア、そして一部の正規ディーラーにて、対象のメッセンジャーバッグを購入すれば、オリジナルのミニメッセンジャーバッグ型チャームをプレゼントしてくれるそう。
いま周りと差をつけるなら、選択肢はメッセンジャーバッグ一択でしょう。この機会に新しいバッグを手にしてみてはいかがでしょうか。
Text_Tsuji