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3万人が熱狂したTHE HOPE。ヘネシーでヒップホップ50周年に祝杯&出演アーティストにインタビューも!

50組以上のアーティストが出演した国内最大規模のヒップホップ フェスティバル「THE HOPE 2023」が、9月23日(土)にお台場で開催されました。3万人ものヘッズが全国各地から一堂に会し、会場の熱気に圧倒されてしまうほど。そんな1日限りの祭典を、アーティストたちはヒップホップと蜜月関係にある〈ヘネシー(Hennessy)〉を飲みながら楽しんでいたようです。


動員数は3倍に。ヒップホップだけで盛り上がった1日。

「THE HOPE」は、日本のヒップホップの“希望”である次世代のアーティストに、もっとスポットライトが当たる場所を提供したいという思いからスタートしたヒップホップフェスティバル。第1回目となる昨年は、約1万人を動員して大盛況のうちに幕を閉じました。

期待が高まっていた今年の「THE HOPE」は、前回より規模を拡大し、お台場に設けた特設会場で開催。昨年を大幅に上回る、3万人のヒップホップファンが会場を埋め尽くしていました。その大半は20代前半のZ世代。さまざまなファッションスタイルが見受けられ、ヒップホップの裾野の広がりを実感します。

パフォーマンスを披露したのは、世代を超えた50組以上のアーティストたち。Zeebraや般若、AK-69といったシーンに多大な影響を及ぼした大御所から、¥ellow Bucksやちゃんみななどの破竹の勢いで躍進する新鋭までの豪華な顔ぶれが揃います。フィーチャリングの曲では、クレジットされていないアーティストもサプライズで登場するなど、見逃せないステージが続きました。

フェスといえば食事も欠かせない楽しみですが、「THE HOPE」もご多分に漏れずフードエリアが充実。ヒップホップとゆかりある飲食店に、来場者は満喫していました。

そのなかで、ヒップホップのレジェンド NASを掲げたブースがひと際目を惹きます。ここは世界一愛されているコニャックブランド〈ヘネシー〉のブース。〈ヘネシー〉といえば、本場アメリカを含め、世界中のヒップホップアーティストが偏愛するコニャック。2500以上の楽曲に〈ヘネシー〉の名前が挙がるほどの人気です。

そんなヒップホップにゆかりの深い〈ヘネシー〉が、ヒップホップ誕生50周年を記念し、長年のパートナーでもあるNASと初のコラボレーションを実現。限定デザインボトル「ヘネシー V.S リミテッド エディション HIP HOP 50 by NAS」を制作しました。

さらには、ヒップホップデザインの限定ボトルの発売を記念し、日本最大級のヒップホップフェスである「THE HOPE」のスポンサーも務めました。

会場に登場した〈ヘネシー〉の特設ブースで、来場者たちはヘネシー V.Sやオリジナルカクテルを堪能し、会場の盛り上がりに拍車をかけていたようです。

舐達麻のステージにサプライズで登場したAwichさん。圧巻の歌声で会場を包み込みました。

日が沈んでからも、会場の熱は冷めることなくヒートアップ。ライトアップされたステージが昼とは異なるムードを醸し、終盤に向けてオーディエンス一丸となって盛り上がります。

そして、〈ヘネシー〉の芳醇な香りが漂うバックステージにて、ライブを終えた3組のラッパーに「THE HOPE」の感想や〈ヘネシー〉について話を聞きました。


Interview 1 ANARCHY


―昨年も「THE HOPE」に出演されていましたが、今年の動員数は3倍以上です。

ANARCHY:去年よりも楽しいし、来年はもっと楽しくなると思う。「THE HOPE」って名前がいいですよね。今日出演しているやつらも、遊びにきたお客さんも、全員が希望ですからね。

―C.O.S.A.さんをフィーチャリングに迎えた新曲を披露して、ライブは大盛り上がりでした。

ANARCHY:ニューヨークのビートメイカーのトラックがC.O.S.A.に合っていると思って、一緒に制作したんですよ。その曲を収録したEPを近々リリースするから、楽しみに待ってほしいですね。

―今日のステージ衣装のポイントは?

ANARCHY:今日は全身〈パレス(PALACE SKATEBOARDS)〉。ライブで着る服は、買い物しに行って気分で選んでいるんです。

―今年もたくさんのフェスに出演されていましたが、印象に残っていることはありますか?

ANARCHY:マイティー・クラウンの「FAR EAST REGGAE CRUISE」とか、10-FEETの「京都大作戦」とか、ヒップホップ以外のジャンルがメインのフェスに、たくさん出演したのがおもしろかったです。

―〈ヘネシー〉がNASとコラボレーションしました。ANARCHYさんにとってNASは特別な存在?

ANARCHY:NASは一番好きなラッパー。今年2月、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでNASのライブを観てきたんですよ。本当にやばかった。

―〈ヘネシー〉は、どんなイメージですか?

ANARCHY:ヒップホップと強く繋がっているお酒ですよね。クラブの楽屋とかVIPルームにも置いてあって、本当によく飲んでいますよ。割ることもあるけど、いつもストレートで飲んでいるかな。


Interview 2 Monyhorse


―ライブを終えて、いかがですか?

MonyHorse:3万人の前でライブするのは初体験。本当にすごい光景だった。ヒップホップが大きくなっていることを肌で感じましたよ。感激でした。

―ほかとは違って、ヒップホップだけのフェスで3万人。本当にすごいですよね。

MonyHorse:ヒップホップ好きだけが集まるフェスって多くはないから、一緒に盛り上がって確認し合う感覚は、カルチャーのさらなる広がりに繋がると思うんです。

―今日は〈シュプリーム(Supreme)〉と〈クージー(COOGI)〉のコラボを着用してステージに立ちました。

MonyHorse:夏に〈シュプリーム〉×〈クージー〉のタンクトップのセットアップを着てライブをしたんですけど、ニットの肌触りが気持ちよかったんですよ。だから今日も〈クージー〉で。ようやくこのジャケットを着る日が来ました。

―普段のコーディネートとステージ衣装は違いますか?

MonyHorse:普段はTシャツとか短パンとか、ラフな服装ばかり。ライブのときは、まだ着ていない洋服のなかから選んでいます。

―「ヘネシー V.S リミテッド エディション HIP HOP 50 by NAS」はいかがですか?

MonyHorse:大好きなお酒と大好きなラッパー。ヒップホップといえば〈ヘネシー〉って教えられて育ってきたので、このコラボはうれしいです。

―〈ヘネシー〉は、どんなタイミングで飲むことが多いですか?

MonyHorse:ライブ前に飲んでいます。うまいお酒を飲んで、テンションを上げる感じ。で、ライブが終わったら、また〈ヘネシー〉を飲む。NAS先生も、ステージにボトルを置いといて、ライブしながら飲んでいますよね。

―「MONICHIKI HOUSE」のチキンバーガーと〈ヘネシー〉を合わせるなら、どんな飲み方がいいですか?

MonyHorse:コーラで割ったヘネシー。チキンバーガーのしょっぱさと、ヘネシーコークの甘さが合いますよ。


Interview 3 BADHOP

―解散を発表し、最後のツアー「THE LAST SUMMER」で全国を回った感想はいかがですか?

T-pablow:今後それぞれが、ソロで各地にライブをしにいくことはあると思いますが、全員で各地を回れるのが最後なので感慨深いですね。

―今日のステージで、2月に東京ドームで解散ライブを開催することを発表しました。

T-pablow:まだ日本のヒップホップ アーティストがやったことない場所でやりたくて。

YZERR:無謀ですよね(笑)。

―ステージに立つ際のスタイリングは、どうやって決めているんですか?

T-pablow:大きなステージとか勝負したい日には、みんなでテーマを合わせています。今日はブラック。

―〈ヘネシー〉をよく飲まれているそうですね。

Vingo:もう、ずっと飲んでいます。みんな大好き。クランベリーや紅茶で割ったり、ストレートで飲んだり。

Benjazzy:ストレートでも飲みやすいので(笑)。

T-pablow:タトゥーのモチーフにしたり、アルバムのジャケットで〈ヘネシー〉をイメージしたデザインにしたりするくらい、ぼくら〈ヘネシー〉が好きなんです。

YZERR:リリックに〈ヘネシー〉って出てこないアルバムはないかもしれない。1度、〈ヘネシー〉と“ヘニー”をリリックに使うのを禁止したことがあったくらい(笑)。

Vingo:お母さん・お父さん・ヘネシーって並ぶような存在(笑)。

―〈ヘネシー〉がNASとコラボレーションした限定デザインボトルがリリースしました。

T-pablow:1枚目のアルバムから名作で、本当にかっこいい。B-BOYとして、NASは理想です。音楽を続けているし、ビジネスも成功させている。昔からの憧れです。

YZERR:ラップを始めた当初、NASの『Hiphop Is Dead』のインストを使って曲を制作したこともありました。それくらいNASは好きです。

〈ヘネシー〉のシンボルマークをサンプリングしたBenjazzyさんのタトゥー。本来は、手に斧を持っているところを、打出の小槌に変更しています。

オープンからラストまで、来場者はもちろん出演者も楽しんでいた「THE HOPE」。日本でもカルチャーとして成熟したヒップホップは、この先も広がり続けることでしょう。

そして〈ヘネシー〉は、アーティストたちから本当に愛されていることを実感しました。楽しい空間に欠かせない、いい音楽と上質なお酒。ヒップホップと〈ヘネシー〉の相性は抜群です。

Photo_Kai Naito
Text_Shogo Komatsu
Edit_Amane Yasuda

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