つい最近まで真夏のような暑さだったのが、嘘のように秋めいてきた近頃。
グッと冷え込み、アウターが欠かせない季節がやってくるのも、きっとあっという間です。
コーディネートの幅を広げてくれるアウターといえば、やはりコート。
〈ラブレス(LOVELESS)〉で展開されるコートは、デザインはもちろん、機能面も優秀。この冬、八面六臂の活躍を見せてくれそうなんです。
まずはM-65をベースに、PERTEX SHIELDを採用して機能的にアップデートさせた一着のご紹介から。
機能素材 PERTEX SHIELDとは、撥水性、透湿性、防水性の3拍子が揃った3レイヤー素材のこと。
従来のレインジャケットやシェルのように、汗で衣服内が蒸れ、身体が冷えてしまうという心配はなく、雨の日や電車内など、蒸し蒸しとした環境であっても快適に過ごせるというわけです。
さらに、アームや身幅などにゆとりを持たせたオーバーサイジングのため、インナーも選ばずゆったりと着ることができます。4サイズ展開のため、ユニセックスに着用できるというのもうれしいポイントです。
そして、インナーのファーベストは取り外すことができるため、単体でも着用可能。
秋口であればシャツやスエットと合わせたり、冬本番になればライナーとして保温力を発揮し、長い期間活躍してくれるはずです。
もう一つは、シンプルさを追求した端正なウールコート。ですが、こちらも実はハイスペックな一着なのです。
滑らかな肌触りの羊毛100%ビーバーに防水・防風効果のあるフィルムを貼り合わせ、さらに表面には撥水加工を施した〈ラブレス〉オリジナル素材を使用。
雨天時に重宝するだけでなく、適度にハリコシがあるため、美しいシルエットを描きます。
比翼仕立てや極力ステッチをなくすことで洗練されたデザインに仕立てつつ、ややゆとりのあるサイズ設計のため、窮屈さはなく、リラックスして着ることができます。細身のパンツやワイドスラックスを合わせることで、さらに品よく見せてくれます。
タウンユースなデザインでありながら、優れた機能性を持たせた2種類のコート。シンプルなデザインだけに、スタイリングしがいのあるアイテムです。
Photo_Kazumasa Takeuchi(Ye)
Props_Pacific Furniture Service