毎日の感染者数をニュースやインターネットで見ては、あーだこーだと言っていたのがはるか昔のように感じる今日このごろ。
12月18日(月)から「フロットサムブックス(flotsam books)」で行われる写真家のTaka Mayumiさんの写真展『猫のしっぽと霊の首』は、コロナ禍の最初の緊急事態宣言時のおよそ2ヶ月間、毎朝出かけて自由に撮影した写真を収録した写真集の発売を記念した展示です。
Taka Mayumiさんにとって5冊目となる今作は、当時はその先がどうなるかだれもが分からず不安だった、もう戻ることのできない時代性を感じる1冊に。
写真展では選りすぐりの写真の展示だけでなく、Taka Mayumiさんによる有料のポートレート撮影も行われます。
『猫のしっぽと霊の首』を見て当時のことを思い出したり、展示の帰り道にこれから先のことをぼんやり考えるのもいいはず。年の瀬に今年を振り返るように、あのコロナ禍がはじまったころを思い出してみてはいかがでしょうか?